受動喫煙防止条例 神奈川県、協力店を受け付け 第1号「吉野家」
県は16日、屋内の喫煙を規制する受動喫煙防止条例の4月施行に向け、規制が努力義務にとどまる小規模な飲食店や宿泊施設など「特例第2種施設」約3万3000カ所のうち、自主的な防止策を講じる施設を「条例協力店」として受け付ける制度を始めると発表した。
条例は、学校や官公庁など「第1種施設」に禁煙を義務付け、飲食店などの「第2種施設」は禁煙か分煙を選択するよう定めている。制度は第2種施設と同等以上の取り組みをする特例第2種施設を協力店とし、県がステッカーやポスターを提供する。
県は協力店第1号として大手牛丼チェーン「吉野家」を受け付けた。吉野家は県内の全86店舗が特例第2種施設に当たるが、全面禁煙としている。【木村健二】
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