禁煙法の制定、15歳未満の喘息入院率が低下
スコットランド調査
2010年09月22日 ソース:NEJM(論文一覧) カテゴリ: 呼吸器疾患(関連論文) ・アレルギー疾患(関連論文) ・小児科疾患(関連論文)
文献:Mackay D et al. Smoke-free Legislation and Hospitalizations for Childhood Asthma. NEJM. 2010;363:1139-1145
15歳未満の喘息入院データ(2000-2009年)を用いて、2006年3月制定の禁煙法による、小児喘息入院率への影響を調査。禁煙法制定前は入院率が年平均5.2%上昇していたが、制定後は2006年3月26日と比べ年平均18.2%減少した。入院率と年齢、性別、居住地域、社会経済的地位に有意な関連は見られなかった。
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