子どもが誤飲したものの中で、2009年度に最も多かったのは「たばこ」の131件(31・2%)だったことが27日、厚生労働省の調査で分かった。
調査は小児科がある全国7病院の協力で行い、09年度は420件の報告があった。たばこの誤飲は31年連続でトップ。一人で室内を動き回るようになる1歳前後の割合が高いという。「医薬品・医薬部外品」が72件(17・1%)で続いた。
厚労省は「たばこや灰皿を子どもの手が届くテーブルの上などに放置しないでほしい。空き缶やペットボトルを灰皿代わりにするのも原因」と注意を呼び掛けている。