3ポイント減目指す
【ソウル共同】韓国国防省は4日、一般人に比べて高い軍将兵の喫煙率を下げるため、5月から陸海空の各軍から100部隊を選び、禁煙に向けた集中的な取り組みを始めたことを明らかにした。昨年に比べ、軍全体で喫煙率を3ポイント減らす計画で、軍がこうした禁煙措置を推進するのは初めてという。
同省によると、韓国軍の喫煙率は47・2%で、一般成人男性の39・6%に比べかなり高い。100部隊のうち、21部隊は「禁煙部隊」として部隊内を全面禁煙にし、全将兵が6カ月以上の禁煙を実施する方針。喫煙率を5%以下にするのが目標で、成功した部隊には賞金100万ウォン(約7万6千円)と運動用具が与えられる。
残りの79部隊は余裕を持って禁煙を実践する「禁煙集中管理部隊」として、喫煙率を半分にするのが目標。