昨年度、たばこ協会調べ 外国製シェア 初の25%超
2000年度中に販売された紙巻きたばこの本数は前年度比2.3%減の3245億本で、2年連続減少したことが24日、日本たばこ協会のまとめで分かった。同協会や日本たばこ産業(JT)では「1998年の値上げや不況の影響。高齢化や新成人の減少もあり、今後も減る傾向にある」と分析している。
国産たばこの販売本数は前年度比2.8%減の2431億本、外国たばこは同0.8%減の814億本だった。外国たばこの全体に占めるシェアは25.1%で前年度に比べて0.4ポイント増となり、過去最高を更新した。外国たばこのシェアが4分の1を超えたのは初めて。
販売額も前年度比2.2%減の4兆1681億円だった。
銘柄別では、マイルドセブン・スーパーライトがシェア9.6%で3年連続トップ。2位は同9.3%のマイルドセブン・ライト、3位は同8.6%のマイルドセブンだった。外国たばこでは同2.3%のラークマイルドKSボックスがトップとなった。