世界禁煙デーフォーラム 「何歳からでも効果ある」
大島明氏が講演 和歌山
「世界禁煙デーフォーラム2012in和歌山」(たばこ問題を考える会・和歌山主催)が27日、和歌山市の県立和歌山工業高校であり、大島明・大阪府立成人病センターがん相談支援センター所長が講演した。
世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」の5月31日を前にしたイベント。考える会によると、10年の厚生労働省調査で県内の男性喫煙率は44・7%(全国平均32・2%)で全国2位となっている。大島所長は受動喫煙が肺がんのリスクを高めることや禁煙の効果などについて紹介。「何歳から禁煙を始めても効果がある。医療関係者らが周囲に働きかけるなどして禁煙者を増やしてほしい」などと話した。
大島所長ら5人のパネリストが参加したシンポジウムもあった。
【岡村崇】
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