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患者が喫煙すると、癌治療の効果が低下



癌治療に禁煙を組み込め【米国臨床腫瘍学会】 医療従事者、患者向けに禁煙支援の情報をまとめる

 米国臨床腫瘍学会(ASCO)は10月3日、禁煙を癌治療の一環として位置付けるために役立つ臨床データ集や利用可能な禁煙治療メニューなどをまとめて発表した。来年には、癌治療を担当する医師に向けて、癌治療に禁煙を組み込むよう求める声明を出す方針だ。

 患者が喫煙すると、癌治療の効果が低下すると分かっている。学会は医療従事者向けに「 Tobacco Cessation Guide for Oncology Providers」、患者向けに「Stopping Tobacco Use After a Cancer Diagnosis」を作成。それぞれ禁煙が癌治療にもたらす利益を分かりやすくまとめた。

【関連リンク】
New ASCO Resources Help Oncology Providers and Their Patients Cease Tobacco Use
Tobacco Cessation and Control Resources


2012年10月10日 提供:米国学会短信