さすが、大阪人、骨抜きで、遅れとる
松井一郎大阪府知事は11日の記者会見で、公共施設内での禁煙を義務付ける「受動喫煙防止条例」の制定を当面凍結し、法的拘束力がないガイドラインを年内に策定する考えを表明した。「まずはガイドラインを策定し(効果を)検証して、次のステップだ」と述べ、将来的な条例制定には含みを持たせた。
府は2月議会に条例案を提出したが、知事が幹事長を務め、府議会過半数を占める大阪維新の会が反発し、撤回した。
取り下げた条例案は、分煙スペースや灰皿の設置も禁止。違反した施設管理者に5万円以下の過料を科すとしていた。