さすが、大阪人、骨抜きで、遅れとる
米国心臓協会(AHA)は9月5日、電子たばこの規制を求める声明を発表した。
この声明は、2012年に電子たばこを使用する中高生の数が前年の2倍以上に増加したとする米国疾病対策センター(CDC)の報告を受けて出されたもの。
AHAはこの声明で、果物味やチョコレート味などがある電子たばこは青少年への訴求性が高いというエビデンスが明らかになってきたと指摘。青少年が紙巻たばこなど従来のたばこ製品を使用するきっかけになるとして、米国食品医薬品局(FDA)に対し電子たばこの規制を求めた。
AHAによると、米国ではたばこ関連疾患により1日に1200人が死亡。
26歳未満の喫煙者は1日に2400人ずつ増えている。AHAはこの事態を深く憂慮し、「このCDCの報告によりFDAが速やかに行動を起こし、青少年の喫煙がさらに増加する前に電子たばこを規制することを希望する」と声明を結んでいる。
【関連リンク】
FDA Must Act Now on E-Cigarettes, Says American Heart Association