Lesson361

20代ニコチン依存症、禁煙治療に保険適用



 
社会環境から、全面禁煙をおこなって、喫煙を抑制しなければ、10代の若者がたばこ中毒になって、無駄な保険医療費が使われる。

医療費の抑制を行うなら、根本の健康ということを10代の内から教育していかなければならない。歯磨きしかり

 厚生労働省は、来年度の診療報酬改定で、20歳代のニコチン依存症の患者を対象にした禁煙治療に保険適用する方針を決めた。

 2006年から服薬などの禁煙治療に、保険が適用されているが、対象は、1日に吸うたばこの本数に喫煙年数をかけた数値が200以上の患者。20歳代では、この基準に達せず、保険による治療を受けられない患者が多い。しかし、若い頃からの過度の喫煙は、依存症になるリスクが高いことから、厚労省は、20歳代の患者については基準に達していなくても、保険で禁煙治療を受けられるようにすることにした。

 20歳代の喫煙者1000人を対象に製薬会社が09年に調査したところ、ニコチン依存症に該当し、保険適用の対象になった人は12%にとどまっていた。


2013年11月18日 提供:読売新聞