たばこ販売中止「勇気ある決断」 【米国臨床腫瘍学会】
ASCO会長がCVSケアマークを称賛
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は2月5日、系列薬局全店でたばこ製品の販売を中止するというCVSケアマークの決定を歓迎する声明を発表した。
喫煙は癌の主要かつ予防可能な原因であり、既に癌の診断を受けている患者の予後を悪化させる要因でもある。また、毎年米国内では48万人以上、全世界では400万人以上が喫煙が原因で死亡している。喫煙による寿命の短縮は平均で7年以上。
ASCO会長、Clifford A. Hudis氏は、「系列薬局全店でたばこ製品の販売を中止するというCVSケアマークの勇気ある決断は称賛されるべきだ」とし、「現在たばこ製品の販売を続けている薬局やその他の企業もこれに倣い、企業責任を果たしてほしい」と述べている。
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