主な放射線はヨウ素由来?
福島地域線量低下で米分析でもセシウムなどもある。


ワシントン共同】米エネルギー省は7日、福島第1原発周辺の地上で観測される放射線は放射性ヨウ素から出ているものが最も多いと指摘した分析結果を発表した。

 線量が3月19日以降、低下傾向を示しており、半減期の比較的短い放射性ヨウ素の崩壊が進んでいると考えられることが理由。

 周辺の土壌に悪影響を及ぼすことが懸念される放射性物質のうち、放射性ヨウ素は半減期が約8日で比較的短期に線量が低下する一方、放射性セシウムは30年と長く、長期にわたって影響を及ぼす可能性がある。

2011.04.08 記事提供:共同通信社