感染症:新たに34人ノロ感染 大阪、2人死亡の病院
 

ノロウイルスに集団感染した入院患者2人が死亡した大阪府大東市の「わかくさ竜間リハビリテーション病院」は17日、新たに入院患者と職員計34人が感染したと発表した。死亡者も含め感染者は計82人となった。

 同病院は、集団感染が確認された後、対策委員会を設置。保健所の指導を受けて消毒などの予防策を取ったが、別に感染が広がった。

 大阪府は4日、入院患者や職員が11月27日から下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、一部からノロウイルスが検出されたと発表していた。

 同病院は、死亡した2人の死因は心不全と誤嚥(ごえん)性肺炎でノロウイルスが直接の原因ではないとしている。

2012年12月18日 提供:共同通信社