海自でノロ集団感染か 広島・呉基地
 

海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は19日、隊員48人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えたと発表した。呉市保健所によると、簡易検査で5人からノロウイルスが検出されており、集団感染の可能性が高い。

 総監部によると、発症したのは10〜50代の隊員で、ほとんどが潜水艦教育訓練隊の所属。17日未明から18日夕方にかけて次々と体調不良になった。1人が入院したが、全員軽症で快方に向かっている。

 全員が基地内の同じ食堂で食事を取っており、総監部や保健所が感染源を調べている。

2012年12月20日 提供:共同通信社