「最近のテーマ・投票結果」◆Vol.10
最近のテーマを取り上げ、投票を実施した。
対抗する考え方、中立から医師の選択はどう分布したか。
10回目は「線維筋痛症の是非」の結果を見る。
臨床賛否両論「「線維筋痛症」と診断するか」では、診断の是非について議論のある線維筋痛症と診断すること自体に賛成するか否かを投票で聞いた。回答医師の3割が診断に反対するに投票した。
投票者数は656人(投票期間2013年8月29日-9月4日)。「『線維筋痛症』と診断するか」との問いに対して、「診断に反対する」と回答した医師が30%となり、「診断に賛成する」と回答した医師22%を上回った。「どちらとも言えない」と回答した医師も48%存在した。診断基準に該当する患者が存在する一方で、疾患としての妥当性に賛同しきれない状況を反映しているのかもしれない。
2013年9月12日 提供:星良孝氏(m3.com編集部)