3人死亡でブルーレター発出
血栓症への警告を添付文書に追加
血栓ができるということは、怖いよね。日常で、食品から、服用薬、ストレス、歯周病、など血栓ができる、増える原因が多くある。
多くは、小さい血栓で、再通過したり、免疫溶血で解決して、隠れ血栓であるのだけれど........
2014年1月17日 医薬品医療機器総合機構 循環器疾患
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は1月17日、月経困難症治療薬のヤーズ配合錠(ドロスピレノン・エチニルエストラジオール錠)に関する安全性速報(ブルーレター)を発表した。2010年の発売以降2014年1月7日までの間に、ヤーズ服用との因果関係が否定できない血栓症で3人の死亡例が出たことを受け、添付文書に「警告」を追加した。
警告では、下肢の急激な疼痛や浮腫、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力や麻痺、構語障害、急性視力障害などの症状が現れた場合は、血栓症により致死的な経過を辿ることがあるので、直ちに投与を中止し、救急医療機関を受診するよう求めている。
資料によると、3人目のヤーズ死亡例は40歳代女性。月経困難症の治療のためにヤーズの服用を開始した。処方開始後しばらくは特に副作用の訴えがなかったが、処方207日後に右足のつりと頻尿を訴えたため、ジクロフェナクとソリフェナシンを処方。その後、右足の腫れと痛みを訴え、整形外科も受診している。処方369日後に呼吸苦を訴えて救急搬送され、心停止と蘇生を繰り返すも意識は戻らず、搬送より19日後に死亡した。
2014年1月17日 提供:医薬品医療機器総合機構 循環器疾患