気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)は6日までに、来春のスギとヒノキ(北海道はシラカバ)の花粉飛散量予測を発表した。全国平均で今年の5倍、近畿だと10倍、関東は7〜8倍とみている。シラカバ花粉は今年と同等か多くなる見込み。
今夏の記録的猛暑と日照時間の長さから、雄花生産量が多くなるとみられるという。同社は「花粉症は無関係と思っていた人も来春は油断できなくなりそう。早めの対策を」と呼び掛けている。
今春と比べた各地域の予測は以下の通り。
北海道1〜2倍▽東北北部5〜6倍▽東北南部2〜3倍▽関東、甲信、北陸、東海7〜8倍▽近畿10倍▽山陰2〜3倍▽山陽5〜6倍▽四国6〜7倍▽九州2倍。