ACRとEULAR、RA分類/診断基準を 22年ぶりに共同改訂 【日経メディカル メール臨増 2009.10.26】
日経メディカル オンラインでは、関節リウマチをはじめとするリウマチ関連疾患に関する最新情報を紹介するスペシャルサイト「リウマチ診療のHot Topics」を開設しました。10月16日〜21日に米フィラデルフィアで開催された米国リウマチ学会・年次学術集会の話題や、今年6月に開催された欧州リウマチ学会から、厳選した話題をお届けしています。 今回、お届けする中でも特に注目していただきたいのは、米国リウマチ学会(ACR)と欧州リウマチ学会(EULAR)が22年ぶりに改訂した関節リウマチの新・分類/診断基準(クライテリア)発表のシンポジウムです。関節リウマチ診療を根底から変える可能性がある話題です。どうぞご活用ください。 ACR/EULAR新RAクライテリアのレポートはこちらです。 ◆ ACR/EULAR、RA分類/診断基準を22年ぶりに共同改訂 http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_1 ◆ 最新薬物療法の恩恵生かす早期診断基準が今こそ必要だった http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_2 ◆ ACR/EULAR新基準:4群12項目のスコアでRAを診断 http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_3 TOPページはこちらです。 → http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_4 (中沢 真也=日経メディカル別冊) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 【リウマチ診療のHot Topicsから】 ◆ ACR/EULAR、RA分類/診断基準を22年ぶりに共同改訂 米国リウマチ学会年次学術集会(ACR2009)で、関節リウマチ(RA)の新たな分類/診断基準が発表された。ACRが1987年に策定した「1987ACRクライテリア(基準)」に代わるもので、実に22年ぶりの全面改訂となる。 ACRと欧州リウマチ学会(EULAR)が共同で策定したこの新基準は、「2009 ACR/EULARクライテリア」と呼ばれることになるとみられる。 詳しくは以下の画面へ http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_5 ◆ 最新薬物療法の恩恵生かす早期診断基準が今こそ必要だった 米国リウマチ学会(ACR)が1987年に策定した関節リウマチ(RA)鑑別 基準「ACR1987クライテリア」が22年ぶりに改訂された。新基準は改訂の 域を超えた抜本的な意識改革の産物だ。なぜ今、こうした改革が必要だっ たのか。新基準の策定に携わってきたAlan J. Silman氏が改訂の必要性 と理念について語った。 詳しくは以下の画面へ http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_6 ◆ ACR/EULAR新基準:4群12項目のスコアでRAを診断 米国リウマチ学会(ACR)と欧州リウマチ学会(EULAR)が新たに発表した関節リウマチ(RA)診断の新クライテリア(基準)は、腫脹・疼痛関節数、炎症マーカーなど4群12項目の一覧表から該当する項目のスコアを合計し、6点以上ならRAと診断するシンプルなものになった。 詳しくは以下の画面へ http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_7 ◆ BeSt試験6年目の成績:51%が寛解、17%がドラッグフリー寛解を維持 関節リウマチ(RA)に対する早期からの積極治療の重要性を世に知らしめたBeSt試験の最新成績が報告された。508例の参加者のうち8割以上が、6年を過ぎた今も脱落することなく追跡下にあり、そのうち51%が臨床的寛解、17%がドラッグフリー寛解を維持しているという。 詳しくは以下の画面へ http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_8 ◆ 米関節炎患者のインフルワクチン接種率は一般の1.4倍 関節炎患者のインフルワクチン接種率は、非罹患者に比べて1.4倍と有意に高く、感染症予防が積極的に行われていた。しかし、「まだ不十分」という。全米40万人超を対象にした米疾病対策センター(CDC)の調査研 究で示唆された。 詳しくは以下の画面へ http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_53442_138464_9