バレリアンは世界中のどこにも見られるシダに似た植物のカノコソウの根から得られます。バレリアンは1820年から軽い鎮静剤として用いられてきました。ヨーロッパでは、睡眠を催させたり不安を和らげるために広く使用されています。ドイツでは年間500万個、フランスでは年間1000万個が売られています。

科学文献ではバレリアン薬理学について200以上の研究論文が発表されており、そのほとんどはヨーロッパにおいてここ30年間に出されたものです。

バレリアンはどのように作用するか?
脳におけるバレリアンの特性はベンゾジアゼピン剤のハルシオンやバリウムと類似していると考えられています。これらは神経伝達のGABAの活動を刺激して鎮静し、脳の覚醒系を鈍らせます。

どのような人がバレリアンを服用すべきか? どのくらいの量を服用すべきか?
バレリアンは軽い不安やストレス(スピーチの前や飛行機に乗る前であっても)があるときに、リラクゼーション、より良い睡眠、鎮静効果を得るために役立ちます。バレリアンに副作用はなく、この点は多くの睡眠剤や抗不安剤とは異なります。

医師は睡眠のために就寝1時間前に抽出物を300〜500mg服用することを薦めています。日中に用いる精神安定剤としては150mgを薦めています。服用後30〜45分以内に効果がみられるはずです。


成分

1カプセルあたりの含有量:
150mg バレリアン抽出物(.08% バレリアン酸)