R―1乳酸菌を含むヨーグルト飲料を飲んだ小中学生はインフルエンザの感染率が低かったとの調査結果を有田共立病院(佐賀県有田町)の井上文夫病院長が9日、東京都内のセミナーで発表した。
昨年10月〜今年3月、同町内の全小中学生約1900人にR―1乳酸菌入りヨー グルトを毎日飲んでもらった。インフルエンザの感染率を調べると小学生は0・31% 、中学生は0・64%で、周辺の地域(約1・3〜10%)や佐賀県全体の平均(約 2・6〜4・4%)より大幅に低かった。
井上院長は「驚くほど低い。乳酸菌で免疫力が上がった可能性がある」と話した。