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お口にまつわる記事からいろいろ抜粋しています。
皆さんの快適なデンタルライフの参考にお役立て下さい。


vol.21
-あなたの食生活のメリハリ度をチェック!!-

ダラダラした食生活がむし歯や歯槽膿漏の原因!?

何気なく口にしている食べ物が、歯に悪影響を及ぼしていることって、けっこうあるもの。
このチェックリストで、あなたの食生活の問題点と解決策を見つけてね。

食べ物の好き嫌いが多く、偏食ぎみだ。
繊維質を多く含む海藻や根菜、かみごたえのある小魚や豆類、どれも歯にいい食品だけど、「古代食みたい」と食わず嫌いする人も。でも、これらをバランスよく食べれば、髪や肌もきれいに。偏食してると損するぞ。
仕事が忙しく、食事時間が不規則。
残業などが多くて食事時間が不規則だと、ついつい間食をとりすぎてしまう傾向が。口の中にいつも食べ物が入っている状態は、むし歯の一番喜ぶ環境。できるだけ規則正しく食事をして、こまめに歯磨きするように。
いつもテレビを見ながら食事をしている。
食事は舌だけでなく五感で感じるもの。テレビに気をとられているようじゃ、おいしい料理が出されても、唾液の量 もかむ回数も少なくなりがち。テレビは消して、作ってくれた人に感謝しながら、お食事しましょ。
気がつくといつも片側の歯でかんでいる
かまない側は唾液がうまく流れずに、むし歯菌がいっぱいすみつく歯垢だらけに。一方、よくかむ側の歯や歯の周りには、唾液や食べ物が十分行き渡るので、自浄作用が働いて汚れがよく落ちる。左右均等にかむ練習を。
食後、つまようじを使わないとスッキリしない。
歯と歯の間の隙間に食べかすが詰まるのは、歯周病の初期症状。こまめに掃除するのはいいが、歯と歯の間はとってもデリケート。歯肉を傷つけずに食べかすがきれいに取れるデンタルフロスや歯間ブラシを使おう。
バッグの中にいつもチョコレートやあめが入っている。
歩きながらポイッと口に放り込めるチョコレートやあめは、空腹を抑えるのに便利。だけど、いつも口の中が甘味料で満たされている状態は、口の中が酸に侵され、むし歯になりやすくなるということなのだ。
食後は洗口剤で口をゆすぐようにしている。
ミントやメンソールのスカッとした爽快な香りで、歯を磨かずとも磨いたような気分にそせる洗口剤。でも、むし歯の基となるブラークは、歯磨きしないと取れません。洗口剤はあくまでも歯磨きの補助と考えるべき。
手持ちぶさたになるとタバコに手が伸びる。
喫煙者の歯茎は濁った暗い紫色。歯肉の炎症が目立たず、むし歯菌への抵抗力も低下するので、歯周病が悪化する危険率がきわめて高い。また、歯の表面 にこびりつくヤニも見苦しい。タバコは歯の健康の大敵なのだ。
花粉症や鼻炎ぎみで、鼻で息がしづらい。
通常、歯と歯肉は唾液でぬれている。ところが鼻が詰まっていると口がポカッと開いた状態になり、歯と歯肉は乾いた状態に。これはむし歯菌が発生しやすい最も危険なシチュエーション。すぐに専門医に診てもらって。
手軽に食べられるハンバーガーが好き。
ファーストフードは、かまずに食べられるソフトフードの代表格。ごはん食に比べると咀嚼回数と食事時間は2分の1だとか。満足感を得る前に食べ終わってしまうので、よけいに食べ過ぎてしまう恐れもあり。気をつけて。

点数チェック表
10点〜7点
かなりダラケている! 歯のトラブルは目の前。
かなり怠惰な生活を送っていますね。もうすでに、むし歯や歯槽膿漏、歯肉のやせ細りなどの歯のトラブルに悩まされている人も多いのでは。印をつけた項目をもう一度見直して、すべて改善する必要あり。
6点〜3点
少し気を引き締めて、できることから改善を。
いつトラブルが起こってもおかしくない状態。とりあえず、根菜や海藻などのかみごたえのある食品を朝昼晩のメニューに1品ずつ加えてみては。甘いものを食べるなら、分量 と時間を決めること。
2点〜0点
ワンランク上の輝く白い歯を目指そう。
とてもメリハリのある食生活を送っているよう。歯のトラブルも少ないと思いますが、油断は大敵。毎日、きんちとすみずみまで歯を磨き、数か月に1度は、歯科医でクリーニングを。

 

 

-間食の「ついひと口」がむし歯菌を喜ばす。
これが歯をダメにする食品群。-

甘味がむし歯の原因ってことは周知の事実だけれど、
オレンジやレモンなどの柑橘類も歯に悪いって知っていた!?
でも、これらを全面的に禁止してしまうのは精神的にツライもの。
だから食べる時間や量を定めて、間食の摂取回数をコントロールすることが必要。
また、甘いケーキには無糖の紅茶を組み合わせたりと、歯に悪いもの同士を一諸にしないように心がけて。

歯にまとわりつく甘い飲み物
歯を溶かす酸の強い果物
100%果汁ジュース
果汁だけじゃなく、実は砂糖もかなり入ってる。ヘルシー感覚で飲み干しちゃダメ。
レモン
酸っぱさが唾液を促進させて歯によさそうだが、酸が強力すぎるので、注意して。
缶コーヒー
ホッとひと息つきたいときに欠かせないのが缶コーヒー。できるだけ無糖のものを。
グレープフルーツ
酸味を和らげるために、砂糖をかけて食べる人も。酸と糖のダブルパンチに歯は厳しい。
炭酸飲料
スカッとした飲み心地クセになる。でも、歯を溶かす酸の力は強力。油断しちゃダメよ。
オレンジ
ビタミンCも多いけど、果糖もたっぷり。果物だからと油断せずに歯磨きはしっかりと。
歯にこびりつく粘着質のもの
歯の間にカスがたまりやすいもの
キャラメル
ソフトな口当たりについかんでしまうのがいけない。ヌガーやゼリービーンズも同類。
ポテトチップ
細かなカスは、唾液を含むと歯にくっつきやすくなる。食後はフロスで歯間掃除を。
キャンディ
キャンディは、長時間口の中に糖分を停滞させる食品。シュガーレスのものを選んで食べよう。
クッキー
糖分も高いので、ポテチよりタチ悪し。はやりの栄養クッキーも同じよ。

 

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