東京電力福島第1原発事故で、3月21日から4月30日までに海に流出した放射性物質の量は1万5千テラベクレル(テラは1兆)に達するとの試算を日本原子力研究開発機構などのグループが8日までにまとめた。 |
2011年9月8日 提供:共同通信社 |
小宮山厚生労働相は5日の記者会見で、2012年度税制改正に向けて、たばこ税の増税を財務省に要望する考えを明らかにした。 |
2011年9月5日 提供:読売新聞 |
政府の原子力被災者生活支援チームは1日、東京電力福島第一原子力発電所事故によって立ち入りが制限されている警戒区域、計画的避難区域の約2700地点で、空間の放射線量を計測した「広域モニタリング」の結果を初公表した。 地面から高さ1メートルの空間で最も線量が高かったのは、第一原発から南西に約1・5キロ離れた福島県大熊町夫沢で、毎時139マイクロ・シーベルト(年間推定被曝(ひばく)線量約730ミリ・シーベルト)。住民避難の目安となっている毎時3・8マイクロ・シーベルトの約36倍に相当する値だった。 調査は、7月4日から8月20日にかけて、警戒区域の同県双葉町、大熊町、富岡町など9市町村の1572地点と、計画的避難区域の飯舘村、南相馬市の一部など5市町村の1124地点で、公民館や病院など人が集まりやすい場所を中心に、高さ1メートルと1センチの放射線量を測った。高さ1センチで最も高かったのは、双葉町松ざくの毎時368マイクロ・シーベルトだった。 空間線量が特に高い地域は、原発の北西方向に約32キロにわたって延びていた。文部科学省が8月30日に公表した放射性セシウムの土壌汚染の分布図と、おおむね一致している。同じ警戒区域でも、原発北側に2、3キロ離れた海岸沿いでは、毎時1マイクロ・シーベルト未満になるなど、区域内で線量の分布にばらつきが出た。 政府は、結果を除染対策の検討などに役立てる。地図や各地点の計測データは、http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/20110901.htmlで公表している。 |
2011年9月1日 提供:読売新聞 |
【ワシントン共同】2001年の米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センタービル跡地で救助活動した消防士は、ほかの消防士に比べ、がんの発症率が19%高かったとの研究結果をニューヨーク市消防局などのチームが1日、英医学誌ランセットに発表した。 アスベスト(石綿)やダイオキシンなど有害物質にさらされた影響とみられる。チームは「がんは発症までの期間がもっと長いことを考えると予期せぬ事態だ」としている。 チームは、救助に当たった人を含む消防士約1万人を7年間にわたって追跡。救助した消防士は、しなかった消防士に比べ、がんを発症する危険性が19%高いことを突き止めた。がんの部位別では、胃がん、大腸がん、膵臓(すいぞう)がんなど10種類で通常よりも発症率が高かったが、肺がんは通常よりも58%低かった。 オバマ大統領は今年初め、ビル跡地で救援や復旧に携わり、健康被害を受けた消防士や警察官らに医療費補償を支給する法案を成立させたが、がんは補償の対象になっていないという。 |
2011年9月2日 提供:共同通信社 |
医療機関や医師に対し、自己中心的で理不尽な要求をつきつける患者が、「モンスターペイシェント」と呼ばれている。 |
2011年8月31日
提供:読売新聞 |
土壌汚染、34地点がチェルノブイリ移住基準超 東京電力福島第一原子力発電所事故で拡散した放射性物質による土壌汚染の状態を調べた地図がまとまり、29日に開かれた文部科学省の検討会で報告された。 |
2011年8月30日
提供:読売新聞 |
<急性白血病>福島第1原発作業員が死亡 東電が発表 東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純一原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。 |
2011年8月30日
提供:毎日新聞社 |
放射性物質拡散を空から測定、1都21県に拡大 文部科学省は26日、小中学校や幼稚園の校庭での放射線量として、新たに毎時1マイクロシーベルトとの目安を示した。この線量では、学校で過ごす間の被ばく線量は年0・534ミリシーベルト(ミリは千マイクロ)になり、一般人の上限の年1ミリシーベルトを下回るという。 文科省は、毎時1マイクロシーベルトの目安を超えても問題はないとして、屋外活動を制限しないとした。ただ「除染など速やかな対策が望ましい」との考えを示した。除染費用は国が支援する。 文科省は校庭の放射線量が1マイクロシーベルト、校舎内が0・2マイクロシーベルトで、校庭で2時間、校舎内で4・5時間活動した場合、粉じんの吸い込みによる内部被ばく分も含めた線量を試算した。 これまで毎時3・8マイクロシーベルトを基準に屋外活動を制限していたが、「基準を超えている学校はなく、役割を終えた」として、この基準は廃止した。 |
2011年8月26日 提供:共同通信社 |
放射性物質拡散を空から測定、1都21県に拡大 いまだに放射能汚染水蒸気を放出続ける、福島原発の作業所、問題はその拡散予報もはっきりメディアは天気情報と同じに拡散予想として毎日配信しないこと。毎日数億ベクレルの量が放出され続けている。 文部科学省は22日、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散状況を、航空機を使って測定する調査を、青森県から愛知県の1都21県に広げると発表した。 これまでは福島や宮城県を中心に、原発の半径約120キロ圏内で実施していたが、圏外でも線量の高い地域が見つかったため。23日に群馬県で始め、10月まで順次実施する。 航空機に搭載する測定器は、これまで使われていた原子力安全技術センターと米エネルギー省の装置に加え、日豪の地質調査会社から借り、計4台になる。民間や地方自治体の防災ヘリコプターに積んで放射性物質の分布を調べ、文科省のホームページで結果を公表する。
|
2011年8月23日 提供:読売新聞 |
触れるだけで炎症、猛毒キノコ増殖…形もヘン
猛毒キノコ「カエンタケ」の発生が滋賀県内の森林で広がり、県は注意を呼びかけている。 カエンタケは表面に触れるだけで皮膚に炎症を起こすほか、食べると下痢、嘔吐、運動障害などの症状が出て、死に至る場合もあり、県は「触ったり食べたりしないよう、注意してほしい」としている。 県森林センターによると、カエンタケは、円筒形のほか、手の指のような分岐したものがあり、15-3センチの大きさ。表面は赤色。1999年に新潟県で、2000年には群馬県で死亡した例があり、致死量はほぼ1本分の3グラムという。 枯れたコナラの地中の根から生えることが多い。ナラ類の木々が大量に枯死する「ナラ枯れ」が近年、滋賀県北部から南部にも広がったため、カエンタケも滋賀県全域に分布し始めたという。今月、野洲、大津、長浜市内の広葉樹林内で見つかっている
|
2011年8月26日 提供:読売新聞 |