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「マイタウン山手」掲載記事より。

2006.12月20日号 マイタウン山手掲載

どんなオーラルケアが望まれているのでしょうかE

中世からは、加工食が増え、噛む回数が減ったことで、脳をサポートする顎が退化し、首に負担がかかり、猫背になり易くなりました。下がった横隔膜で圧迫された内臓は機能不全を起こしやすくなります。

深呼吸や腹式呼吸をしなくなったため、 丹田(へその下)の血流が悪くなり、冷えて、自律神経バランスも悪くなります。脳の活動も鈍り、背中の筋肉の硬化は、心臓や腎臓にも悪い影響を与えます。

足の筋肉の低下は、第二の心臓といわれる大腿筋群のポンプ作用を弱め、老化、動脈硬化を促進させます。これらの変化、進化を踏まえた生活やオーラルケアをしていないと、年齢とともに確実に危機的状態に陥ります。

姿勢や丹田呼吸、筋肉量、筋肉維持などに気を付け、顎の退化を予防するためのオーラルケアの指導を受けましょう。


2006.11月23日号 マイタウン山手掲載

どんなオーラルケアが望まれているのでしょうかD

太古には人類も前かがみの姿勢でしたので、大きな顎と咬合筋や咽頭、舌の筋群で
頭をサポートし、安定させることができました。脳の進化肥大に併せ、垂直に近い歩
行に変化するにつれ、脳の進化を可能にするバランスを顎筋に託す必要がなくなりま
した。

食の変化も、顎や歯の退化を許すようになっています。中世以降は加工食が大勢を
占め、噛む回数が減り、顎の退化は加速し、垂直な姿勢でも肥大した脳をサポートで
きないほど顎筋が弱まりました。その結果が耐力のない、慢性疲労症候群を抱えた若
年層の増加です。弱い顎の筋群は脳の重さをサポートできず、肩や背の疲労を起こし、
脳も重さを増やせないのです。

奥歯の咬み合わせの維持管理は大変重要で、身体機能回復を考慮した指導が大切で
す。前傾姿勢で頚椎骨変化は神経圧迫し、上腕麻痺や内臓機能低下まで起こします。


2006.10月20日号 マイタウン山手掲載

どんなオーラルケアが望まれているのでしょうかC

団塊の世代など、これからの高齢期の人生を生きようとしている方にしてみると、
大切なことは、やはり歳より若く、元気であるということに尽きるでしょう。
それを実現するためにオーラルケアが役立つのです。
オーラルケアはアンチエイジングに効果的なのです。

抗老化処方として毎日のオーラルケアや、定期的に受けるクリニックケアを受けることが
効果あることがわかってきています。老化するということは、
すべてかかわりがあるのですが体の回復、抵抗力、免疫力、代謝力の低下のを招くのです。

これからは70歳、80歳まで働く時代です。100歳まで健康な人も多くなっています。
しかし、それも団塊の世代まで、その後の世代は不安です。大切なのは10代、20代からの健康教育が大切で
、年齢に応じたケアを指導すべきなのです。三つ子の魂百までです。


2006.9月20日号 マイタウン山手掲載

どんなオーラルケアが望まれているのでしょうかB

プラークコントロールの予防的ケアについて、当院では3AMフロス法だったり、D&Sセオリーだったり、ツールセレクトやスバイラルモーション(ナルト磨き)だったり、ジャストケア、仕上げケア、まだら磨き、二重磨きといった独自のセオリーに現してきています。

歯の間のケア、これが特に重要です。まだ、日本では歯の間を毎日ケアしている方は50%にも達していません。その上、歯の間をケアする「まがいもの」ケアグッズばかりが目に入ります。

特に歯の間をケアする方法についてはまだまだ、間違いだらけ状態なのです。

当院では、皆さんの大切な毎日の時間を無駄にしないように、効果的かつ、合理的ケアを指導しています。「本当のケア」とは予防です。それが望まれててるはずです。詳しくはホワイトファミリーのサイトを参照してください。


2006.7月20日号 マイタウン山手掲載

どんなオーラルケアが望まれているのでしょうかA

毎日の忙しい生活の中で、歯磨きマニアみたいに洗面所の前でたっぷりの時間をかけてケアしていても、今の世間の指導法では、無駄ばかりが目立ち、ケアに時間ばかり掛かります。持続性と効果に疑問があります。

本来のプラークコントロールとは、常在菌群のプラークを増やさないコントロールという意味で、それを実践する方法を指導するべきだと当院では考えています。

いま流行の音波ブラシや、電動の道具を使っても、多くの問題点が残ってます。「一日24時間戦えますか?」というCFがありましたが、幼児期からの予防的習慣を徹底させることが大切です。感染症である虫歯や歯周病、その結果の非治癒的後退病態に至ってから、維持ケアをしたり、修理的治療を受けても遅いのですから。予防にもなる毎日のケア方法について是非習得していただきたいですね。


2006.6月20日号 マイタウン山手掲載

どんなオーラルケアが望まれているのでしょうか@

今までのオーラルケアというのは、増えてしまったバイ菌群やプラーク、バイオフィルム状になったものを掃除するという「ケア」ばかりを強調してきています。テレビのコマーシャルを観ても、プラークコントロールという言葉が、口で増えたプラークを如何に、落とすか、落とせるか、という時点にまだ止まっています。

それでは遅いのです。プラークコントロールとは、増えてしまったばい菌(プラーク)を掃除することでなく、プラークを作らないようにコントロールすることなのです。

ゴミが溜まって、目に付くようになってから、大掃除しなさいと言ってるようなものです。こまめに溜めないように掃除するほうが、いつもきれいで、簡単です。

当院で指導していることは、どうやったらプラークを増やさないようにケアするかということです。


2006.5月20日号 マイタウン山手掲載

金属を使わない入れ歯

最近流行の入れ歯、フレキサイトデンチャー(バルプラストデンチャー)。この金属を使わない入れ歯は、熱可塑ポリアミド素材を使用して割れにくく汚れにくい、弾性樹脂義歯材質。汚れに不快感を持っている方、金属アレルギーのある方、金属が見えるのが気になる方にお薦めです。

お使いの患者様の評判は、
A金属特有の味がしない。
Bにおいうつりがしない
C金属ばねが無く、金属が気にならないので口を手で隠さず笑える、というものでした。

この入れ歯の場合は、修理に1週間前後かかるので、予備入れ歯作りをお薦めします。手術もなく、健康歯を多く削る必要もない。今までのものより軽いこの入れ歯は、環境ホルモンの心配が不要で、吸水性もないので臭い付きや、変形変色が少ないです。

ただし、たばこを吸う方は汚れやすいので定期的にクリーニングしましょう。


2006.4月20日号 マイタウン山手掲載

ホワイトニングは抗老化ケアのひとつと考えて

ホワイトニングは、見た目だけを気にする若い人たちのためのものと思っていましたが、ドクター自身が実際に体験し、「こんなにきれいになるんだ」と実感したことがホワイトニング導入のきっかけです。若さを取り戻すという感じです。歯や歯並びもきれいになると、噛みあわせが良くなり、口元のシワや唇がふくよかにセクシーになるし・・・。あごの線や首の線がすっきり伸びて、あら不思議、肩の凝り、背中の痛みや腰痛まで消えるようになりました。

ホワイトニングの本来の姿は、ケア、メンテナンスのひとつだと確信をもって言えます。半年ごとのクリーニングに加えて2年に1回は、ホワイトニングを行うのは、歯石除去と同様に定期検診の中の一つと考えています。

若い方だけでなく、中高年や男性の方も歯のクリーニングを受け、きれいな白い歯を維持して下さい。


2006.3月20日号 マイタウン山手掲載

ホワイトニングって大丈夫?

歯を白くしたいのだけれど、心配なことがあります。薬の安全性は?
患者様からのご質問を受けました。
ホワイトニングに使用される、過酸化水素・過酸化尿素。
その効果はコントロールされていてホワイトニングが開始されて以来、100年が経過し、現在実施されている治療法の被験者はすでに1000万人を超えると推定されますが、障害をおこした事例は報告されておりませんので安全であると言えます。

妊娠中、あるいは授乳中の女性に対する安全性は保証されておりません。
該当する場合は、緊急を要する治療行為ではありませんので、安心して受診できる時期までお待ちになるようにお勧めします。

治療済みの歯はどうなるの?
ホワイトニングは天然歯にのみ有効に作用することから、治療の完了後でも人工修復物(かぶせ物、つめ物)の色調は以前のまま残留します。