2016年12月1日号 マイタウン掲載 |
反グローバルな日本の口腔がんA |
なぜ、日本では口腔がんに罹患する人が増加し続けるのか?定期的に歯科へ検診にかかる習慣が希薄で、歯のお手入れなどが自己流で予防的ケアができないまま成人になり、見えない部分に隠れ歯周病や虫歯の腐敗菌群を持ち続けていたり、親知らずの抜歯を10代で済ませないで持ち続けているからです。海外先進国では全てのがん対策が取り組まれ、減少を示していても、日本では罹患率・死亡率とも上昇が続いています。
ホワイトファミリー歯科では、36年前から予防歯科を標榜し、液体での歯磨きケアを提唱しながら、Yホルダフロスによる予防的除去ケアも高い指導効果を上げています。
あなたは、確実な予防ケア指導を受けていますか?口腔ガンは、その場所で部分除去が難しく、顔の多くの部分の摘出で命を守っても、社会復帰が難しいのです。時に、最近は20代の発症が増えています。
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2016年11月1日号 マイタウン掲載 |
反グローバルな日本の口腔がん@ |
日本では年間7千人が口腔がんに罹患すると言われ、30年前と比較すると3倍の増加です。このままでは10年後には今の1.5倍の約1万2千人が口腔ガンに罹患すると予測されます。海外先進国では全てのがん対策が取り組まれ、減少を示していて、日本では罹患率・死亡率とも上昇が続いています。2013年国立がん研究センター調査で、全がん死亡者数364872人、口腔・咽頭がん死亡者は15716人。これは治療重視、予防軽視の保険医療体制の副産物とも言えます。症状もなく進行する感染歯周病や不整な歯並び・咬み合わせが日本人には90%あり、全身発がんや脳機能に影響する問題があるので、6か月ごとの定期的健診と予防的オーラルケアの確立で、全身免疫力の向上を図り、未病のうちにコントロールすることが重要。口腔がんは生存しても顔の半分を失う大きな切除で、喋ることや呼吸すら難しくなるからです。
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2016年10月1日号 マイタウン掲載 |
歯の間が最も重要なお手入れ場所C |
トイレはすぐに流すので、タワシでこすらなくても便器のきれいは次まで続きます。私たちの歯と歯肉も同じで、使った時にすぐに流します。でも口の場合、すぐに洗口してもきれいにはならないのです。洗口しても食後30分まで酸性の上昇は続くというレポートもあります。
歯の間に食後の食べかすと菌は残って、それが腐敗発酵して口臭を発生させるようになってからでは、ネバネバが増えて簡単に落ちなくなります。毎食後3分以内の予防的タイミングでのフロスケアが大切です。口の中は食後の2時間くらい酸っぱい状態が続き、食後の30分が一番酸っぱく、歯の表面を擦ると歯ブラシ傷ですり減ります。食べたら磨くと聞いても、数十分過ぎると、歯ブラシすることが歯をすり減らすのです。
フロスも多くの種類があり、最も効果的なのはクリニカタイプで、テープ状に広がるミクロン糸が百本以上張ってあるものがベストです。
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2016年9月1日号 マイタウン掲載 |
歯の間が最も重要なお手入れ場所B |
幼児も6歳臼歯が生える前、かかりつけのクリニックに3か月ごとに通院して、生えたばかりの表面の弱い永久歯が虫歯になったり、歯間の隣接面に腐敗発酵した食片が詰まったりしないよう、キレイな隣接面が毎日キープできるように、正しいYホルダフロスの使い方を習いましょう。
子供や若い人は歯間が、歯周病の進行も初期で軽い歯肉炎の状態です。歯間ブラシやソフトピックという、柔らかさをうたった棒状の物で歯の間を突っつかないでください。歯肉が傷つき歯周病が進行します。糸巻きフロスも指に巻いて奥歯の隣接面を立体的に擦るのが難しいです。
L社のクリニカタイプYホルダフロスかクリニック販売のウルトラタイプのフロスが糸の耐久性・糸の束の多さで、押し付けた時にテープ状に広がり、清掃効果が高いのでおすすめです。
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2016年8月1日号 マイタウン掲載 |
歯の間が最も重要なお手入れ場所A |
歯の再石灰化をしてくれるのは唾液です。歯のエナメル質・歯の内部・根元の象牙質も、わずかに酸性になっているだけで、カルシウムが溶け出し弱くなって行きます。口の中は食後の2時間くらい酸っぱい状態が続き、食後の30分が一番酸っぱく、歯の表面を擦ることですり減ります。食べたら磨くと聞いても、時間が経ってしまうと、歯ブラシすることが歯をすり減らすのです。では、2時間後に歯ブラシをすれば良いのでしょうか?
違います!やはり、それでは、遅いのです。
唾液の分泌量や口の中での拡散状態、あなたの唾液の再石灰化能力や酸中和能力、唾液の性能効果が発揮されない状態が多いので、時間が経ってからお手入れするのは、やはり、もっと危険なのです。
いつが良いお手入れタイミングか?酸が弱く酸蝕作用が進行していない、菌の少ない、早いタイミングの食後3分以内が予防タイミングです。
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2016年7月1日号 マイタウン掲載 |
歯の間が最も重要なお手入れ場所@ |
食後すぐのケアは、口の中の食べかすが腐敗発光してくる30分くらいで行うと、歯の表面が酸蝕状態で弱くなっていて歯ブラシの毛先ですり減り傷つくので、食後は手入れをするなという意見があります。
2時間くらい待って、唾液の再石灰で歯の表面が丈夫に戻ってから手入れしなさいと?
はっきり言います。これでは、虫歯も歯周病も進行していきます。
虫歯や酸蝕、歯周病感染をしっかり予防できるケアは、
食後3分以内のタイミングで、食べかすのうちに歯の接触点を含む隣接面をクリニカタイプのYホルダフロスで、軽く内外湾曲部を上下にこすります。
トイレもすぐに流すのでタワシでこすらなくても、便器の奇麗は次まで続きます。歯の間に食後の食べかすと菌は残っているので、腐敗発酵して口臭となってからでは、ネバネバが増えて簡単に落ちなくなります。
毎食後3分以内の予防フロスケアが大切です。
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2016年6月15日号 マイタウン掲載 |
幼児の奥歯ケアで気をつけること |
3歳から、子どもも奥歯の間の隣接面のお手入れは最重要です。しかし歯の間のお手入れには、爪楊枝やデンタルピックなどの針状のものでお掃除しても、歯肉を傷つけ隙間しか綺麗になりません。
柔らか歯間ブラシであっても若いうちは歯間ブラシを使わないようにしてください。隙間のない歯肉が傷つき、歯肉炎が悪化します。
歯と歯の隙間のない若い世代は、糸の細いクリニカタイプのYホルダフロスがオススメです。奥歯の間の接触点は、一番虫歯になりやすく、子どもも歯周病菌が増える場所です。ここの箇所を綺麗にできるのは、Yホルダフロスです。奥歯の6歳臼歯や、乳臼歯の歯の隣接面も綺麗にできます。詳しくはご相談ください。
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2016年6月号 マイタウン掲載 |
あなたの体調不良はお口の中が原因?B |
肌に触れて起こる金属アレルギーは、接触性がはっきりわかりますが、歯科金属で起こるアレルギー症状は気づきにくく、そのまま報知しておくと怖いのは舌ガンの発生です。
笑うと前歯が目立つ人はいませんか?それは前歯の差し歯の中の金属がイオン化して、歯肉細胞に吸収蓄積し、歯肉が黒く変色してしまうからです。
金属の多くは体の末端組織の毛髪や爪に蓄積していることが確認されています。
当院でも多くの患者さんが金属を口から除去するメタルフリー治療を受け、アトピーや肌荒れ、お腹の不調が治り、口腔ケアを受けてから下痢が治り、痔まで消え、大腸ポリープも消失した人もいました。もちろん、頭痛・首肩のコリが改善したケースは多いです。
あなたの口の中の保険で入れた金属は、明らかに自分では気づかないうちに放射能の体内被曝よりも怖い、半減期のない金属感作状態なのです。
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2016年5月号 マイタウン掲載 |
あなたの体調不良はお口の中が原因?A |
昔は生活環境に電波、電磁波などのエネルギー波が身近に存在することはなく、貴金属など装飾品として身につけることは、金属電位の刺激が良好な身体状態に寄与していました。
現代においては、携帯や無線などの電磁波に励起されてお口の中の金属は腐食しやすく、イオン化し溶け出してコヒーラ現象を引き起こします。
その時に電流・電圧が生じる最大発電電流は300mVと言われ、心臓の神経伝達ピークは3mVですから、かなり大きな電流で金属イオンは体内を循環し、毛髪・爪・皮膚などの末端組織に蓄積されます。
その時の体調により炎症などの軽い症状が出たり消えたり、皮膚にできたシミ・シワが歯科金属がアレルギーの原因ということに、自分では気がつかないのです。
胃腸症状・倦怠感・不眠・関節痛・軽い偏頭痛・神経炎など、他のせいにしてしまいがちですが、希に舌ガンなど悪性を発症することも…あります。
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2016年4月号 マイタウン掲載 |
あなたの体調不良はお口の中が原因? |
歯科で使用する金属合金によるアレルギーは気づきにくい軽い症状で、その時の体調で出たり消えたりして、胃腸症状・倦怠感・不眠・関節痛・軽い偏頭痛など、他のせいにしてしまいがちな症状がほとんどです。
皮膚に身につける金属アレルギーと違うのは、「口の中だけでなく、金属の触れていない全身にも症状が出ることがある」というところです。そのため、症状の原因が歯科金属アレルギーと分からないでいる人も少なくありません。
問題は歯科金属がアレルギーの原因になっていても、自分では気づきにくいということにあります。放射能で汚染し体内被曝していても、本人は自覚も症状もない。それと同じです。逆に、少し元気になってきたりもする…?
歯科治療では、詰め物やかぶせ物以外にも、根の治療後につける土台やブリッジ、入れ歯など、ありとあらゆるものに金属が使用されています。
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2016年3月号 マイタウン掲載 |
脳内出血とお口のお手入れ |
脳内出血、血管からの出血に口の中の菌が影響していると言うことは、30年前から、アメリカレのレポートで分かってはいたのですが、先日、日本国立循環センターでこのことが確認され、虫歯菌を増やさないタイミングで予防ケアをする重要性が再確認されました。
このコラムの中でお話してきた通り、食後の3分以内(3AM:3ミニッツアフターミール)の予防ケアがとても重要なんです。
寝る前まで放置しないことです。寝る前の除去ケアでは、ネバネバが増え、菌も増え、すでに脳まで菌は侵入しているかも。
トイレの便器と同じです。すぐに流すからタワシでこすったりしなくてもキレイに流れます。寝る前まで放置したら、流れないですよね。
口の中も同じで、できるだけ早くに手入れをして、口の中の菌を除去しましょう。
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2016年2月号 マイタウン掲載 |
予防的ケアと除去ケアの違い(12) |
予防タイミングケアは食後3分以内にフロス主体で行いましょう。
利点は、歯ブラシは1〜2分で充分なのです
テクニックがない人でもきれいになり、磨き残す心配は歯の間だけ。
そこでY字ホルダフロスと歯ブラシを使用すると90%以上落とせます。
歯間ブラシは歯の隙間が大きくなった人には良いですが、歯肉下がりのない若い人が使うと歯周病が進行します
歯間ブラシでは歯の接触点周囲のプラークは除去できず、脱灰進行でエナメル質マイクロクラックや虫歯になります。
歯ブラシだけだと50%台、Y字ホルダフロスと歯ブラシでは90%以上奇麗になります。口臭もなくなり、24時間持続した歯周病予防が完成します。
フロスケアも定期的に歯科衛生士にチェックしてもらうことで、磨き癖もなくなり、自分の歯並びに合った、正確なオーラルケアが身に付きます。
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2016年1月号 マイタウン掲載 |
予防的ケアと除去ケアの違い(11) |
予防タイミングケアは食後3分でフロス重視で行いましょう。
利点は、菌数少なくバイオフィルムも隣接面と歯の根面だけで、食べかすもサラサラで歯ブラシは1〜2分で充分なのです。
テクニックがない人でもきれいになり、磨き残す心配は歯の間だけ。
そこでY字ホルダフロスと歯ブラシを使用すると90%以上落とせます。
鋸型・糸だけフロスは歯周病の好発部位となる奥歯ケアが立体的にできず、歯ブラシとフロスのプラーク歯面除去率は71%に留まります。
歯ブラシと歯間ブラシでは80%です。
しかし歯間ブラシは歯隙間が大きくなった人には良いですが、歯肉下がりのない若い人が使うと歯周病は進行します。
また歯の接触点周囲のプラークは除去できず脱灰進行でエナメル質マイクロクラックや虫歯になります。
歯ブラシだけだと50%台、Y字ホルダフロスと歯ブラシでは90%以上
使用するならどれを選びますか?
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