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その2
こちらは、地域のみなさまからよせられたご質問と、その回答です。


子どもの仕上げ磨きは何歳ぐらいまでするものなのですか
子どもの脳発達と関連することで、個人差はありますが、小学一年生ぐらいまでは、しっかりと親が磨きができているか、チェックし、不足していれば、行う必要があり、教えながら、自立してやれるようにしていけば、幼稚園児でも早くからできるようになる場合もあります。3ヶ月毎にフッ素チェックを歯科で行いましょう。

歯磨き粉は使わない方がいいと聞きましたが、お茶等、飲ませる為、どうしても茶色っぽい歯になります。今のところ、子どもが嫌がり、使っていませが、どうなのでしょうか。
すぐに泡でいっぱいになり、強い香料で口の中がスッキリした錯覚で磨き残しが多くなるのです。また、研磨材が入っていて、歯の面を減らしてしまうのもよくありません。歯の面を食後3分以内の手入れタイミングが正しければ、着色はありません。手入れのタイミングが遅いと着色しやすくなります。

歯並び、歯形は遺伝するのですか
遺伝します。

上顎の整形、歯の整形の後遺症はありますか。ケア方法は?
具体的にどういう整形かわからないので、お答えしかねますが、外科的に行うと、神経切断などで知覚障害がでることがあり、数年間続くようです。

歯をみがいても、唾液が気になる時、磨き足りないのですか。
唾液は、正しい栄養をバランスよくとっていれば、口の中のバイキンを抑え、虫歯を予防してくれ、発ガン性の食材も中和してくれます。唾液が多くでることは、とても良いことです。磨き方は、テクニックとタイミングで感覚的に行うものではありません。しっかりした指導を受けて、トレーニングを行い、正しい方法を身につけて下さい。

幼少時代から虫歯になりやすく、現在35歳ですが、8本の差し歯です。少々今後が心配ですが、何か注意点はありますか。
接着力は約10年間で耐久性がなくなります。とれたり接着力が弱った所から、バイキンが浸入し、中がムシ歯になりますので、必ず6ヶ月毎のチェックと縁下の不適をチェックして、10年たったら、そろそろ新しく作り治すことが安全です。

根の治療(現在、治療中)に4〜5ヶ月かかると言われていますが、妥当なのでしょうか。
1本1本根の状態、形、本数がちがっていて、1歯毎に結果も異なります。直径1mの井戸に例えれば深さ2000mにもなり、その底の所の土のくずれを固めるような作業です。バイキンがいなくなるまで、日数のかかることもあり、1回〜2回で終了する場合も12ヶ月以上かかることもあり、井戸の底がきれいになるのは、患者様自身の治癒力によります。

食後の歯みがき以外に虫歯にならないための予防方法がありますか?
バランスのよい栄養管理は大切ですし、リラックスした精神状態はアルカリの唾液を増します。歯みがきも歯の間の糸楊枝ケアが大切で、ハブラシのみでは、ムシ歯や歯周病にもなります。6ヶ月毎に衛生士さんにチェックアップクリーニングをしてもらいましょう。

一生懸命歯を磨いているのに、虫歯になるのは何故でしょうか。
一生懸命と正しいのは違うということです。いつ磨くのか?どこを磨くのか?このタイミングとケアクリニックが正しくなければ、毎日行っていても、ムシ歯も歯周病にもなってしまうのです。特に6ヶ月毎の衛生士のチェックとクリーニングは大切です。必ず受けましょう。

3ヶ月の子供がいます。歯科衛生士の友人に、唾液で虫歯がうつると最近聞きました。今はまだ歯が生えていないのですが、スポンジや食器からうつることもありますか。
あります。ただし、口の中のバイキンはすでにお母さんの産道を通過し一緒に生活していれば、すでに移っています。同じ家系のバイキンを皮膚や、口の中、おなかの大腸菌にも、受け継ぐわけですから、とくにムシ歯や歯周病がひどくなければ、毎日のケアでコントロールできます。

歯垢が着きやすいと言われたことがありますが、どの位でお手入するといいのですか。
つきやすいことはないのです。食後時間とともに増えるバイキンを放置していて、寝る前のみの手入れしかしていなければ、プラークは増えたままですし、磨き残しが出来やすくなるのです。食後3分以内の手入れで、プラークができないように、キープしましょう。

小3と幼稚園年長の子どもがいます。同じように食事・間食時には歯ミガキをし、仕上げ磨きもしているのでが、小3の長女はよく虫歯になってしまいます。甘いおやつは食べさせていない方です。(特にチョコレート・キャンディー)子どもの体質(歯質でしょうか)によって何かちがいがあるのでしょうか。
唾液の性状がすでに有病性の高い、酸やプラークを多く作りやすい種類のバクテリアに感染している場合もあります。口の中のPHチェックやプラーク形成能を調べるテストを受けてみるとリスク度がわかります。

口臭の原因、予防について教えて下さい。
やはり、食後すぐの手入れと歯の間のケアーです。食間にはシュガーレスガムなどを噛んで、唾液を出すことで、口臭の原因となるバクテリアの増加を抑えられます。

歯がしみるのは何故でしょうか。
歯の中の神経に温度やPHの刺激が伝わりやすくなっていたり、咬み合わせがきつくなっていたり、歯の使いすぎなどで、歯の中の神経が充血して、過敏になっていることのどちらかです。伝わりやすくなる原因はムシ歯か、ハブラシの動かし方で削れているか。咬み合わせの場合は歯肉が下がって根の面が露出してくることで生じます。歯科でチェックをうけましょう。

疲れた時、奥歯が痛くなるのは何故でしょうか。対策はありますか。
疲れると免疫力が低下し、血の流れが悪くなるので、原因の所のバイキンが増殖して
圧力が強まり、炎症を起こします。とくに神経をとった歯や、使い過ぎの歯の周囲の歯周炎が起こりやすいです。

赤ちゃんの歯を強くするひけつはありますか。
フッ素を3ヶ月毎に小学2年まで行う。食事の栄養バランスやCa不足に注意する。食後の3分以内のお手入れ、歯の間の糸楊枝は毎日行う。

子どもと同じ箸、コップで飲食するのも、虫歯をうつす原因となるのですか?
自分の口の中に虫歯や歯周病のバイキンがいる可能性があれば、伝染します。

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