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知覚過敏(歯がしみる場合)症
 
 


最近言われている、食後歯磨きは30分たってから歯磨きという間違い

2012年10月15日

以下の記事は、ネットやTVで言われている最近の酸蝕歯問題のお手入れ法に関するものです。

アメリカのデーターは日本人の口の中の環境では適応しないということです。日本人はほぼ100%の人はCa不足の体質で、ストレスが多いので、唾液量も少ない方が多く、唾液緩衝能が弱い、30分すぎても 再石灰化が十分にされないのです。

大きな間違いが日本で進行しています。
アメリカの論文とそれをアメリカの報道したメディアの内容に誤差があります。
更に、日本の歯科関係者と日本のメディアそれらの背景、日本とアメリカの社会的なオーラルケアレベルの違いを考慮していないで、一部のデーターをうのみにして、まったく新しいことの様に、食後の歯磨きはすぐするな、30分後が安全!みたいな標語を作り出していることです。

この標語を信じる日本人はさらに、虫歯と歯周病を増やす結果になります。

酸蝕の原因は、歯磨きタイミングの問題ではなく、生活での唾液活性とその量、噛むという行為の変化にあります。 その根本を抑えなくて、ただ、酸の腐食を促進する歯磨きを遅らせても唾液活性の低い日本人には、30分後の歯磨きは安全とは言えないし、食後の歯磨きケアのポイントを理解していない歯科関係者が日本だけでなくアメリカにも多いという事実に、びっくりです。

食後早めに口の中に残っている酸を含む食片や、水溶液や、ドロドロのとろみ成分を30分放置していて、自分の唾液成分がどれだけ効果的にそれらを中和すると思いますか?

ウガイしても、歯の隣接面や歯肉ポケット内の多くのバイオフィルムに添加されつつある酸を含む食片や、水溶液や、ドロドロのとろみ成分は薄まりもせず、はがれもせず、酸蝕は進行するだけで、歯の脱灰部分は増加します。

食後時間が経つと酢漬けのピクルスみたいに

歯はやわらかく

歯磨きでもっと酸蝕が進みます。食後は3分以内にやさしくフロスケアです。

歯ブラシも超ソフトで簡単に落ちる食後3分以内にやさしくスパイラルさせましょう。

特に隣接面や歯の間の根面、歯の接触点周囲はかなり脱灰進行が激しくなります。

食後ケアのタイミングができるだけ早く行うということに、間違いはないのです。

一日24時間持続する口腔内菌群の体内侵入を予防するケアが大切だと思うのです。

@食事の噛み方、日ごろの唾液の量と質が良好であるような、生活習慣と食事メニューの考察がポイントであります。(唾液をよく出す工夫)

A次には歯磨き剤の選び方と歯磨きの食後ケアにはフロス優先で、フロス&ブラシケアにはCHX液体歯磨きを使い[研磨成分や浸透剤(界面活性剤)のラウリル酸を含まないもの]

Bブラシの動かしかたと安全な歯ブラシ選択を間違わないこと。

以上の3点が大事です。

詳しくはWFHPの日本の常識は世界の非常識をお読みください。
http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/hijousiki/hijousiki-top.htm

以下今回の参考記事は@〜Iです。

@
唾液の中和によってエナメル質が再び硬くなるまでに、約30分ほどの時間がかかることが最近の研究でわかってきたのだそうです。つまり、問題はこの約30分のタイムラグなんですね。この30分の間に歯磨きをしてしまうと、軟らかくなったエナメル質を削り落としてしまう可能性があるわけです。かつては、食後すぐの歯磨きが推奨されていましたが、現在では少なくとも食後の30分は歯磨きをしない方が良いと言うことになっているそうです

A
酸蝕歯の原因・予防 歯磨き方法
Nスタで紹介 6月5日

B
酸蝕歯の原因
東京都医科歯科大学の北迫勇一助教によると、海外では10年以上前から問題視されていて、虫歯・歯周病に続く第3の歯牙疾患として酸蝕歯は注目されているそうです。酸蝕歯の原因は食べ物の中に含まれる酸。虫歯は虫歯菌が原因で起こり、歯に残った糖分を酸に変えこの酸が歯を溶かしてしまった状態のことをいう。一方酸蝕歯は食べ物屋飲み物に含まれている酸自体が歯を溶かしてしまった状態のこと。酸蝕歯が進行するとさんによって歯が溶け穴が開いてしまう。日本人に5〜6人に1人が酸蝕歯だど言われているが気づいていない人が多い。歯が薄くなる、しみるなどの症状が出たら要注意。
私達が日常体に良いと思って行なっていることが歯にとっては悪影響なこともある。
例えばジョギングをしてスポーツドリンクを飲む行為は歯に悪影響を与えるという。スポーツドリンクは酸が強いものが多く、運動直後口の中が乾いた状態で飲むことは避けたほうが良いと専門家は言う。運動直後にスポーツドリンクを飲む場合は水やお茶で少し口の中を潤してから飲むのが良いとのこと。
毎日グレープフルーツなどのかんきつ類をたくさん食べるということも歯には良くない。少量であれば問題はないが1日に1玉、2玉など過剰に摂取するということを規則正しく生活習慣に入れていくと酸蝕が進む原因になってしまう。

酸蝕歯の予防方法
食べた後にお茶・水・牛乳を飲む
酸蝕歯の予防としては口の中の酸度が高い状態を長く放置しないことがすごく大事。食べた後にお茶・水・牛乳を飲むなどして、一度口の中を中性に戻してあげる事を意識すればそれだけで十分だそうです。
食事から30分後の歯みがき
食後すぐではなく唾液で口の中の酸が弱まる「食事から30分後」くらいに歯みがきをするのが理想的。忙しい朝など時間がない場合には口をよくゆすいでから歯を磨くと良い。
虫歯予防のために多くの人が実践している、食後すぐの歯みがきですが、食後およそ15分は歯が溶けるなどの影響がある食べ物の酸が残っているため酸性の口内環境となっていて、表面は溶けて柔らかくなっている。その状態で歯みがきをすると歯がすり減ってしまう危険性がある。

C
基本論文の日本訳?

歯の外側にはエナメル質があり、その内側には象牙質と呼ばれるエナメル質よりも柔らかく虫歯が進行しやすい層がある。実験では、この象牙質のサンプルを被験者たちの口内に装着し、それぞれ異なったタイミングで歯磨きを行ってその腐食度合いを観察した。

すると、食後30分経たずに歯を磨いた被験者の口内では、象牙質の腐食が確認された。さらに、20分以内に磨いた被験者では腐食具合は著しく増していたという。しかし、食後30分もしくは1時間経過してから磨いた人たちにはほとんど腐食がみられなかったそうだ。

Academy of General DentistryのHoward R. Gamble氏によると、「食後すぐに歯を磨くと、食べ物に含まれていた酸を歯のより深い部分へ、より早く浸透させることになります。今回の実験により、歯磨きによって歯の腐食が促進されてしまうのは、食事をしてから30分以内であることがわかりました」とのこと。

この結果を踏まえて、「歯の腐食を防ぐには、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましいです」と語っている。
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上の記事が参照元としているMail Onlineには、"Research has shown that teeth corrode faster if they are brushed in the half hour after an acidic soft drink, which 'stripped' them - demineralising them."と書かれているので、炭酸飲料を飲んだ後に歯磨きしたようです。また、根拠となっていると思われる論文でも"Sprite Light" (pH 2.9)という炭酸飲料でサンプルを90秒処理しています(論文をみる)。日本では食事の時に炭酸飲料はあまり飲まないので、普通の食事の後であればすぐに歯を磨いても大丈夫かもしれません。

しかし、一般に良く使われる歯磨きの中には、タンパク質を扱っている生化学研究者なら誰でも知っているある恐い成分が含まれています。それは、ラウリル硫酸ナトリウムです。これは非常に強力な界面活性剤で、ほとんどすべてのタンパク質を溶かすことができます。そのため、タンパク質の電気泳動解析に頻繁に用いられています。「SDS電気泳動」のSDSというのはラウリル硫酸ナトリウムの別名です。

SDSが歯磨きの中に入っていることは、最近診てもらった歯科医に教えられて初めて知りました。調べてみたら、歯磨き粉ランキング1位の「スマイルコスメティックのホワイトニングペースト」にもSDSが入っていますし(記事をみる)、昔良く使っていたあの「アクアフレッシュ」にも入っていました。

SDSの入った歯磨き粉あるいはペーストで歯を磨くのは、炭酸飲料の酸が残っているよりも歯や歯茎のダメージが大きいように思うのですが、どうでしょう?

D
Brushing abrasion of softened and remineralised dentin: an in situ study.

Attin T, Siegel S, Buchalla W, Lennon AM, Hannig C, Becker K.

Source
Department of Operative Dentistry, Preventive Dentistry and Periodontology, Georg August University Göttingen, Göttingen, Germany. thomas.attin@med.uni-goettingen.de

Abstract
The aim of the present in situ study was to evaluate the effect of different periods of intra-oral remineralisation on the susceptibility of softened dentin to toothbrushing abrasion. Groups of 6 human dentin specimens (A-F) were recessed in the buccal aspects of intra-oral appliances which were worn for 21 days by 11 volunteers. The samples were demineralised twice a day extra-orally in the acidic beverage Sprite Light (pH 2.9) for 90 s. Subsequently, the dentin specimens were brushed at different times. Specimen A was brushed immediately after demineralisation. Specimens B-E were brushed after the intra-oral appliances had been worn for various periods in the mouth: specimen B for 10 min, C for 20 min, D for 30 min and E for 60 min. Specimen F was not brushed (control). After 21 days, dentin wear was measured with a profilometer. The following values (means +/- standard deviation) were recorded (microm): A, 23.6 +/- 16.7; B, 37.9 +/- 29.7; C, 31.8 +/- 26.5; D, 18.5 +/- 10.5; E, 15.3 +/- 11.6; F, 12.6 +/- 6.7. There was a statistically significantly increased dentin loss for groups A, B and C as compared to the controls (U test: p < 0.05). However, after intra-oral periods of 30 and 60 min, wear was not significantly higher than in unbrushed controls. It is concluded that for protection of dentin surfaces at least 30 min should elapse before toothbrushing after an erosive attack.

Copyright 2004 S. Karger AG, Basel

PMID:
14684979[PubMed - indexed for MEDLINE]

Publication Types, MeSH Terms

Publication Types
Research Support, Non-U.S. Gov't

MeSH Terms
Carbonated Beverages/adverse effects
Dentin/pathology*
Dentin Solubility
Hardness/drug effects
Humans
Time Factors
Tooth Abrasion/etiology*
Tooth Demineralization/chemically induced
Tooth Erosion/chemically induced
Tooth Erosion/complications*
Tooth Remineralization*
Toothbrushing/adverse effects*

LinkOut - more resources

E
Brushing your teeth too soon after meals can seriously damage them, warn dentists

•Brushing within 20 minutes can corrode teeth
•Drives corrosive acids 'deep into teeth, dentists warn
•Waiting an hour can protect teeth

By Rob Waugh

PUBLISHED:15:53 GMT, 4 June 2012| UPDATED:16:15 GMT, 4 June 2012

Brushing your teeth too soon after meals can seriously damage them, warn dentists

Many people brush more than the recommended number of times per day - especially after a rich meal

Many people brush more than the recommended number of times per day - especially after a rich meal.

But dentists warn that the extra brushing could be doing more harm than good.

Brushing within half an hour of eating a meal or drinking a cup of coffee could ensure your teeth suffer worse damage.

After drinking fizzy or acidic drinks, the acid burns into the enamel of your teeth - and the layer below the enamel, called 'dentin'.

Brushing at the 'wrong' time - particularly within 20 minutes of finishing a meal - can drive the acid deeper into your teeth, corroding them far faster than they would have rotted by themselves.

'With brushing, you could actually push the acid deeper into the enamel and the dentin,' says Dr Howard R. Gamble, president of the Academy of General Dentistry in an interview with the New York Times.

Research has shown that teeth corrode faster if they are brushed in the half hour after an acidic soft drink, which 'stripped' them - demineralising them.

Volunteers wore human dentin samples in their mouths, and tested different brushing regimens.

More...
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Brushing in the 20 minutes after a soft drink damaged teeth noticeably - although anyone who's just eaten a spicy meal might be relieved to know that waiting an hour seems to be enough to avoid the negative effects.

'However, after intra-oral periods of 30 and 60 min, wear was not significantly higher than in unbrushed controls,' say the researchers.

'It is concluded that for protection of dentin surfaces at least 30 min should elapse before toothbrushing after an erosive attack.'

Read more: http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2154482/Brushing-teeth-meals-actually-damage-them.html#ixzz2970NeaLN

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F
噛めばかむほど唾液パワーで免疫力アップ!

唾液は噛めばかむほどたくさん出ます。寝ているときはほとんど出ず、かむと安静時の約10倍の量が出ます。これは食べ物を消化するためで、食べ物は唾液に触れればふれるほど消化吸収されやすくなります。唾液にはそれ以外にも大切な役割があります。免疫グロブリンやリゾーチームなどの抗菌物質が含まれているので、細菌の増殖を抑えてくれます。また、口の中やのどの奥の扁桃を湿らせて、風邪やインフルエンザのウイルスから感染を防ぎます。
そして、酸性に傾いた口の中を中和し、できかかったむし歯を再石灰化してエナメル質を修復するという、歯にとってとても大きな働きがあります。唾液の量が少ないと、それだけでむし歯になる危険性が高まると言えるでしょう。

唾液パワーを活かしたブラッシング

唾液パワーで酸蝕から歯を守る

正しく噛むと唾液も出るし歯並びも良くなる

よく噛んで唾液を出すための10のアイデア

1.噛みごたえのある食材を選ぶ
かみごたえのある食材とは、アーモンドやピーナッツのように噛み砕くのに力がいるもの(堅すぎると歯にひびが入るので×)、切り干し大根など乾物や根菜のように食物繊維が豊富でよくかまないとのみ込めないもの、そして油揚げやこんにゃくのように弾力があってかみ切りにくいもの。

2.材料は大ぶりに切る
かむ目的のひとつは食べ物を細かくすることなので、材料を大きく切ればそれだけかむ回数が増えます。

3.味付けはうすあじに
甘みや塩分の強いものは口の中に入れた瞬間に味を感じるのでかむ回数が少なくなります。うすあじにすると素材の持ち味を確かめようとするので自然とかむ回数が増えます。

4.酸味で食欲を引き出す
酸っぱい味や香りは唾液の分泌を促します。また、酢そのものにすぐれた殺菌力があります。米酢、りんご酢、ワインビネガー、黒酢などを上手に使い分け献立に取り入れましょう。

5.水分量の少ないメニューを
口に入れた食べ物の水分が少なければ、のみ込みやすくするために唾液がたくさん分泌されます。油で揚げたり網焼きにすると水分量が少なくなります。

6.目新しい材料をプラスする
料理の中になじみのない食材があると、その味や食感を確認するために唾液がたくさん分泌されるので、ときには何か新しい物を加えましょう。また、色のきれいな野菜を組み合わせれば視覚からも食欲が刺激されるので◎。

7.素材を組み合わせる
食感の違うものを一緒に食べると口当たりや味の違いを脳が感じ取ろうとするのでかむ回数が増えます。

8.一品メニューより定食
丼ぶり物や麺類などの一品メニューは、かき込んで一気に食べてしまいがちになるのでかむ回数も少なくなります。かみごたえの違う複数の料理を味わいながら、よくかんで食べるようにしましょう。

9.一口の量は少なめに
ごはんもおかずも一度に口に含む量が多いと頬やあごの筋肉と舌を充分に動かすことができず、よくかめない状態でのみ込むことになります。ほどほどの量を口に入れ意識してよくかんでからのみ込み、そのあと次の一口を入れる習慣をつけましょう。

10.水やお茶は食後に

G
歯の健康のために歯磨きが大切であることは周知の事実。磨き方や一日に磨く回数などに気を使っている方は多いと思うが、 “磨くタイミング” を意識しているという方はどれくらいいるだろうか。

実はいま、歯磨きをするタイミングの重要性が指摘されている。というのも、食後すぐの歯磨きは歯に深刻なダメージを与えることが最新の研究で判明したのだ。

米シカゴに本部を置く総合歯科学会(AGD)は、実験によりこれを明らかにした。歯の外側にはエナメル質があり、その内側には象牙質(デンティン)と呼ばれるエナメル質よりも柔らかく虫歯が進行しやすい層がある。実験では、この象牙質のサンプルを被験者たちの口内に装着し、それぞれ異なったタイミングで歯磨きを行ってその腐食度合いを観察した。

すると、食後30分経たずに歯を磨いた被験者の口内では、象牙質の腐食が確認された。さらに、20分以内に磨いた被験者では腐食具合は著しく増していたという。しかし、食後30分もしくは1時間経過してから磨いた人たちにはほとんど腐食がみられなかったそうだ。

AGDの学長であるハワード・ギャンブル医師によると、「食後すぐに歯を磨くと、食べ物に含まれていた酸を歯のより深い部分へ、より早く浸透させることになります。今回の実験により、歯磨きによって歯の腐食が促進されてしまうのは、食事をしてから30分以内であることがわかりました」とのこと。

この結果を踏まえて、「歯の腐食を防ぐには、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましいです」と語っている。

そうは言っても、忙しい日々を送る現代人にとって食後30分なんてなかなか待ってはいられないものだ。特に朝、出勤前の30分は貴重な時間である。しかし、「食後すぐには磨かないほうが良い」ということをまずは意識することが大切なのかもしれない。

???????、「食後すぐには磨かないほうが良い」???????

H
水やお茶を飲みながら食事をすると、唾液を出すかわりに水分を混ぜて流し込んでしまいます。汁物以外の水分は食後にとるようにします。

I
歯の磨き方や磨く回数に気を使っている人は多いが、磨くタイミングを意識している人はどれくらいいるだろう。食後すぐの歯磨きが歯に深刻なダメージを与える事が、米シカゴに本部を置く総合歯科学会(AGD)の最新の研究で明らかになった。今、歯磨きをするタイミングの重要性が注目されている。
実験では、エナメル質よりも内側の象牙質(デンティン)と呼ばれる、エナメル質よりも柔らかく虫歯が進行しやすい層のサンプルを被験者たちの口内に装着。それぞれ異なったタイミングで歯磨きを行ってその腐食度合いを観察した。すると、食後30分経たずに歯を磨いた被験者の口内では、象牙質の腐食が確認され、20分以内では腐食具合は著しく増すという結果に。だが、食後30分もしくは1時間経過してから磨いた人たちはほとんど腐食がみられなかったという。
糖分や炭酸を摂取した後はとくに口の中が酸性に傾き、エナメル質が溶けだす臨界pH5.5を下回る。そうなった状態で歯磨きをすると、象牙質を削りやすくなってしまう。したがって、歯の腐食を防ぐには、唾液によって酸にさらされた象牙質が再び硬さを取り戻すため、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましいという訳だ。とりわけ朝の忙しい食後30分が難しい場合は、口内の酸性度を通常レベルに下げるため、デンタルガムを噛んだり、中性飲料で口をすすいだりするのも有効。まずは「食後すぐの歯磨きは控える」ことを日ごろから意識したい。

以上みなさんは、どう思われますか?

よ〜く考えてみてくださいね!!!!!

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