クラウン&ブリッジ治療に
新しい選択肢
金パラからセルコンZ冠へ
"セルコンZ冠"とは新素材、
"セルコンht"と先端デジタル技術で
製作するからだにやさしい、
低価格のフルクラウン&ブリッジです。
セルコン (セルコン ジルコニア セラミックス)
セルコン ジルコニア セラミックスは、スイスのチューリッヒ工科大学とドイツのデグデント社(現デンツプライ社)によって開発された酸化ジルコニウム(ジルコニア)含有の歯科補綴材料です。金属と同等の強度、セラミックの生体親和性、審美性を有するため、金属アレルギーを心配されている患者様や審美を求める患者様へ、オールセ ラミックスのクラウン&ブリッジの歯科補綴治療を実現しました。
●製品の特徴
透明感のある白い歯に
従来のジルコニアとセルコンZ冠の光透過性比較
Z冠の種類と用途
スタンダード(ホワイト・ライト・ミディアム)とプレミアム2種類選択可能
丈夫で長持ち
天然歯の削除量が少ない
保険クラウンの50%以下
対合歯の負担が少ない
磨耗試験による試験体と対合歯の接触面
<各種クラウンの臼歯としての比較> 
・患者様の口腔内の状態によって最適な差し歯やかぶせ物は変わります。
・また、各料金は口腔内の状態や仕上げにより異なります。
<臨床例>
高い強度と長期安定性
酸化ジルコニウムを主原料としたセルコンベースで製作した修復物は、曲げ強度が900MPa、弾性係数が210GPaと非常に高く、前歯部のみならず、臼歯部のロングスパンブリッジにも適応が可能です。
また従来の酸化アルミニウムは、経年変化により破折危険な強度まで落ちてしまいますが、酸化ジルコニウムは、結晶構造が緻密なため、耐久性と耐腐食性に優れ経年変化後も臼歯部ブリッジに必要な強度を維持します。
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酸化アルミニウム結晶構造 |
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酸化ジルコニウム結晶構造 |
酸化ジルコニウム 曲げ強度 (Mpa)
べニアリングセラミックス 80〜100
プレッサブルセラミックス 120〜300
アルミナセラミックス 500〜600
セルコン ジルコニア 900〜1200
セラミックス
優れた審美性
セルコン ジルコニア セラミックスを使用して製作した修復物は、天然歯に近い審美性を有します。メタル セラミックスの治療を施した左の写真では、修復物から金属イオンが溶け出しマージン部が黒く変色していますが、金属を一切使用しないセルコン ジルコニア セラミックスを使用した右の写真では、マージン部分の歯肉も健全な状態のまま審美性が保たれています。
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メタルセラミックス
による治療 |
セルコン ジルコニア
セラミックスによる治療 |
優れた生体親和性
セルコン ジルコニア セラミックスにて製作した修復物は、金属を一切使用しないため、優れた生体親和性を有します。左の写真では、口腔内の修復物の金属成分がアレ ルギーの原因となり、手のひらに影響が出ています。一方右の写真では、金属を口腔内から撤去することにより、アレルギーが解消されました。また、既に装着 されている修復物に含まれる金属との相互作用も報告されておりません。
【写真提供】東京医科歯科大学 三浦宏之 教授
高い安全性
衛生面では、下の写真が示すように、酸化ジルコニウムは純チタンと比較して表面性が滑らかなため細菌の付着が少なく、安全性に優れています。
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純チタン |
酸化ジルコニウム |
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