糖尿病や、高血圧などの長期服用薬の副作用は怖い
武田薬品 「アクトス」投与、注意を呼び掛け
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武田薬品工業は28日までに、主力の糖尿病治療薬「アクトス」の投与を国内のぼうこうがん患者に対して避けるよう、医師に注意を呼び掛けた。投与でぼうこうがんの発症率が上がったとの調査結果が出たことから、厚生労働省が注意を促していた。
医師への使用上の注意を24日付で改訂し、ぼうこうがんの患者に投与する場合は発症のリスクを十分説明するよう求めた。大学への委託調査によると、アクトスを服用しない糖尿病治療患者1万人のうち年間6・9人ががんを発症したのに対し、服用する患者の発症は同8・2人に上がった。アクトスを巡り、フランスとドイツの医薬品の規制当局が新たな患者への処方を取りやめるよう指導している。【新宮達】 |
2011.06.29日 提供:毎日新聞社
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