県は14日、夏に流行する小児の急性ウイルス感染症で、夏かぜの代表的な疾患「ヘルパンギーナ」が流行していると発表した。食事前やトイレ後のうがい、手指の消毒を呼びかけている。
ヘルパンギーナは、急な発熱とのどに出る水疱(すいほう)性発疹が特徴で、患者は4歳以下が大部分。1歳にもっとも多いという。県は48カ所の小児科定点医療機関で発生動向調査をしているが、4〜10日の1定点あたりの報告数が8・08と、4年ぶりに警報基準値(6)を超えたという。
また先月流行が確認された手足口病の報告数も引き続き増えているといい、県が警戒を呼びかけている。
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