弁当食べた1052人ノロウイルス食中毒…広島
広島市保健所は14日、弁当製造会社「ダイヤス食品広島支社」(広島市安佐北区)の弁当を食べた285事業所の計1052人が嘔吐(おうと)や下痢などを訴え、一部の検体からノロウイルスが検出されたと発表した。同保健所はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、13日付で同支社に営業禁止命令を出した。
同保健所によると、同支社が10、11両日に広島市内などの事業所向けに製造・販売した弁当(各4700食)が原因とみられる。うち30歳代の女性1人が入院したが、快方に向かっているという。
厚生労働省によると、今冬はノロウイルスの流行が懸念されている。同省は予防方法として〈1〉食事や調理の前、トイレの後にしっかり洗い流すように手を洗う〈2〉調理器具を塩素や熱湯で消毒〈3〉症状がある時は食品を取り扱わない--と呼びかけている
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