厚生労働省は30日、昨季(昨年10月〜今年3月)のインフルエンザワクチン接種による副作用で、80歳代の女性が死亡したと発表した。
同省によると、女性は接種後、血小板が減り内出血しやすくなる「特発性血小板減少性紫斑病」を発症した。接種から発症まで短期間であることなどから、病気の発症は接種と関連があると専門家会合で判断された。
昨季に同ワクチンの接種を受けた人は推定で延べ5024万人という。
2013年10月31日 提供:読売新聞