大粒の梅干し2個を50日間食べたモニターのうち7割の体重が減ったと、田辺市の紀州田辺うめ振興協議会(会長、真砂充敏・同市長)が23日、発表した。
伸び悩む梅干しの消費拡大につなげようと、モニター調査を協議会が企画。紀南農協、田辺海上保安部、田辺税務署など地元機関の職員と女性向け雑誌に応募した男女計125人が参加、アンケートには20-70代の105人(男41人、女64人)が回答した。
体重は73人が「減」、「増」は15人。40代の女性は減量7キロと回答した。腹囲も「減」が64人で、「増」15人、「変化なし」21人だった。体脂肪率は45人が「減」、「増」は5人、「変化なし」7人で、48人は「測定なし」だった。体調変化では疲労回復35人、体調改善29人、体重減25人が上位を占めた。
また、実践後の感想として、継続して食べたい=47人▽和食中心を好むようになった=16人▽便秘解消=13人などの肯定的な声の半面、1日2個は難しい=5人▽梅干しだけでダイエットは困難=1人▽もう少し安ければうれしい=1人--などもあった。【吉野茂毅】