30〜49歳の女性の1日の栄養素摂取基準と過不足時の症状 |
栄養素 |
1日の食事摂取基準 |
食品の含有量(100グラム当たり) |
過剰摂取で起こる可能性のある症状 |
不足で起こる可能性のある症状 |
ビタミンA |
600マイクログラムRE(推)
3000マイクログラムRE(上) |
鶏レバー14000マイクログラムRE
ウナギかば焼き1500マイクログラムRE |
短期的に過剰摂取すると吐き気、頭痛など。
長期なら中枢神経系への影響など。 |
目の角膜や粘膜がダメージを受け視力低下など |
ビタミンC |
100ミリグラム(推) |
赤ピーマン170ミリグラム
レモン100ミリグラム |
吐き気、下痢、腹痛 |
毛細血管から出血、消化不良など |
ビタミンD |
5マイクログラム(目)
50マイクログラム(上) |
乾燥キクラゲ435マイクログラム |
腎臓や筋肉へのカルシウムの沈着、吐き気、嘔吐(おうと)など |
骨代謝異常で骨軟化症など |
ヨウ素 |
150マイクログラム(推)
3000マイクログラム(上) |
こんぶ13100マイクログラム
わかめ7790マイクログラム |
甲状腺機能低下症、甲状腺腫、甲状腺中毒症 |
甲状腺肥大、甲状腺腫など |
セレン |
25マイクログラム(推)
350マイクログラム(上) |
うに220マイクログラ
しらす干し210マイクログラム |
つめの変形、胃腸障害、神経障害など。グラム単位で摂取すると重症の胃腸障害など |
細胞障害、心筋症の一種、筋肉痛など |
(注)独立行政法人国立健康・栄養研究所の安全性・有効性情報をもとに作成。REはビタミンAの計量単位。(推)は推奨量、(目)は目安量、(上)は上限量。推奨量は1日の必要量を満たす量。目安量は良好な栄養状態を保つのに十分な量。上限量は健康障害を起こさぬ最大量