認証というのは、ちょっと簡単に識別できて良いが、落とし穴も多い、認証を得るために、企業は、検査側にコストを支払う。
抜き打ちテストなど日頃のチェックが効けばいいが、それが甘いと、企業はすぐに、内容を変更したり、偽証したり、してもその認証を使い続け、消費者は騙される。
やはり、マークよりも、内容表示の部分をせめて、米国並みにして、栄養表示、含有成分をきっちり消費者が判断できるようにすべきだ。
マークってのは?消費者も勉強しなくなり、騙される。
総菜や弁当に健康認証マーク 厚労省が基準策定へ
厚生労働省は、健康な食事の基準を満たした食品に「健康」認証マークを与える制度を来年4月から始める方針を決めた。コンビニエンスストアや宅配サービスの弁当や総菜など調理済み食品が対象。具体的な基準の内容について、同省の検討会で議論する。認証マークは公募する。
厚労省によると、主食、主菜、副菜のそれぞれで「健康」を認証し、利用者が組み合わせて購入できるような仕組みを取り入れるという。例えば、主食では、精白米に玄米を混ぜて食物繊維を一定の割合にすれば認証するといったやり方を検討している。
13日開かれた検討会では、委員から「栄養面だけでなく、日本の食文化をどう取り入れているのかも基準で考慮すべき」「主菜と副菜を一緒にした方がいいのではないか」などといった意見が出た。
厚労省が個別に認証するのではなく、基準に照らして合致していれば、それぞれの企業や店舗が「健康」マークを表示できるようにする見込み。検討会がまとめる報告書をふまえ、厚労省が基準を盛り込んだ認証の指針をつくる。
認証制度は、健康寿命を延ばす産業の育成という政府の成長戦略の一環。厚労省は基準を満たす食品に認証マークを与えることで、国民がどのような食品が健康な食事か知ることができるとしている。
(田内康介)
引用:朝日新聞 2014年5月13日(火)