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4.素材比較
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5.粘膜にやさしい内面が軟らかい シリコンゴム入れ歯(ソフトデンチャー)
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6.入れ歯の特殊部品
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7.リライニング材 義歯の適合状態の回復 WFでは入れ歯を新しく作る前には、古い入れ歯をしっかり適合させます。 畑に作物を植えるまえに土を耕すのと同じで、 ふかふかの軟らかい健康な粘膜に回復させてから、新入れ歯をつくります。 そのとき、適合を回復させるのに役立つのが、軟性裏層材です。 各社あるなかでも、亀水の製品は優れていて、 ティッシュコンディショニングとして最適です。 リプロライナー 義歯が外れる時の救世主 はじめティシュコン~そのまま固まる使える 村岡秀明 千葉県市川市開業 総義歯が「外れる」「痛い」ということの原因は、大きく分けて「内面の不適合」「辺縁形態の過不足」そして「咬合の不備」が考えられる。義歯が外れやすくなっていると、内面の適合状態や辺縁の形態を改善したくなるのだが、実は咬合に原因があることが多い。また、どんなに内面の適合や辺縁の形態を改善しても、咬合が悪いままでは、良い結果は得られない。今回、この誌面で紹介するリプロライナーは、内面の適合に原因がある症例に大変有効な材料なのだが、常に「咬合」ということを念頭に置きながら、使用していただきたい。いずれにしても、このことは歯科臨床すべてに通じる事柄でもある。 さて、 リプロライナーであるが、パッケージに書いてあるように、「機能しながらリライニング!初めティッシュコンで、約1週間後に硬化が始める」という義歯用の材料である。義歯が外れる痛いという患者さんからの訴えに対し、ティッシュコンディショナーで対応すると、とりあえず具合良く使ってもらえたという経験を持つ術者も多いと思う。しかし、あくまでもティッシュコンなのでそれが例えピンク色のものでも、すぐに劣化が始まり、ゴワゴワになってしまうし、材質的にもフニャフニャしたままで、具合の良い状態は長続きしない。仕方がないので、硬いリライニング材に交換すると、また外れる痛いということになってしまう。 「初めはティッシュコンのソフトな感じで、そのまま固まってずーっと使えるのなら最高なんだけどなあ」ということをつぶやいていた私の友人がいたが、まさにその友人の希望を実現したのが、このリプロライナーである。 リライニングしようとする義歯は、汚れていることが多い。そこで、同じような名前のリプロクリーンという義歯洗浄剤が発売されたから、リプロクリーンで義歯をきれいにして、リプロライナーを使用すると、より効果的に使用できる。リプロクリーンの実際の使い方や臨床的な注意事項は、写真で症例を追いながら説明をさせていただくことにする。 症例1●まずは綺麗にしてから修理や調整を!
症例1●まずは綺麗にしてから修理や調整を!
症例3●即時義歯のケース
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9.入れ歯使用者のお口で繁殖「カンジダ菌」 入れ歯使用者のお口の中で、繁殖感染しやすい。 カンジダ菌のチェックは大切です。 ■カンジダディテクター(R) 2013年6月4日
要介護者のオーラルケア必需品 カンジダ簡易検出培地 ●本力ンジダ培地は、日常臨床の口腔ケアの評価方法のーつとして開発された選択培地です。 ●本培地はサブ口ー培地を基本とし、コロニー数による判定と色変化により容易に力ンジダ菌を検出判定することができます。(37度x48時間) ●コロニー数のみ室温(3~5日間)での判定も可能です。
カンジダ菌感染症とは 口腔カンジダ症 2013年7月29日 口腔カンジダ症(oral candidiasis 、こうくうカンジダしょう)とは、口腔内で発生するカンジダ(主にCadida albicans) による感染症である。鵞口瘡(がこうそう)とも呼ばれる。 カンジダ・アルビカンス 常在菌であるため、健康な人の場合発症することはほぼ無いが、口腔内環境といった局所的因子の他に何らかの基礎疾患(血液疾患、AIDSといった免疫不全症、糖尿病など)や、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、免疫抑制剤や抗菌薬の投薬治療を受けているといった全身的因子による発症がみられる。 慢性型のカンジダ症の場合、細胞性免疫が重要な役割を果たすとされており、そのためCD4陽性T細胞の減少によってAIDS患者への発症が多い。 ほとんどは新生児の時期に基礎疾患をもたない生理反応として生じる。周囲の炎症症状を欠く淡雪状白苔を付着した偽膜性病変を特徴とする。ただし成人でも免疫不全やステロイド治療、抗生物質の不適切な長期使用、STD(性行為感染症)でも生じることがある。その場合、粘膜の糜爛(びらん)・浅い潰瘍も併発し難治性のことが多く[2]、歯肉炎や他の上部消化器管カンジダ症の併発なども考えられる。また、HIV感染症や血液疾患では免疫力低下のために口腔だけでなく咽頭・食道のカンジダ症も併発する。 カンジタ症は、ビタミン欠乏症による免疫力の低下が主因で引き起こされる、悪玉菌増加による日和見感染である。カンジタ菌そのものは、元来はヒトの体表や消化管、それに女性の膣粘膜に普通に生息するもので、多くの場合は特に何の影響も与えない。また味噌やワインの発酵などにも関与している。 主な治療法は、ビタミン剤と乳酸菌整腸薬の内服と抗真菌薬の外用が効果的である。 原因 新生児期 成人 分類 急性型 急性型は、さらに偽膜性と萎縮性に分類される。 組織学的には、炎症性の浮腫や好中球が主体の炎症細胞浸により上皮層の過形成が見られる。 慢性型 慢性型は、さらに萎縮性と肥厚性に分類される。 組織学的には上皮の過形成が見られその表層は過角化あるいは錯角化を呈し、角質層に菌糸を多数認めるがこの菌糸は棘細胞層や基底細胞層には認められない[5]。菌糸は、PAS染色で赤染しい、グロコット染色で黒染する。 治療 2%重曹水などによる洗口や、アゾール系抗真菌薬外用による治療や、ポリエン系抗真菌薬のナイスタチン軟膏の塗布、重症の場合、アムホテリシンBを投薬などが行われる。 トリアゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール(英: Itraconazole)・フルコナゾールの内服を併用することもある。 新生児期の場合は軽症であることも多いため、そのまま経過観察することもある。 成人の場合で潰瘍化して重症の場合は抗真菌薬の内服も考慮する(ただし肝機能異常や他剤内服薬の相互作用もあるため一つの選択枝である)。 その他、原因となっている基礎疾患の治療、投薬の中止などが行われる。 診療科 |