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1日で入るCAD/CAM冠はWF 顕微鏡による精密歯科治療
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顕微鏡による精密歯科治療

 

 

二度と虫歯や、歯周治療を受けないためにはどうする?

 
虫歯や、歯周病は、一度進行すると、自然には治らない、進行性の病気です。
内科の風邪などの病気と違って、お薬飲んで、休んでいれば、治るのではなく、痛みが治まるだけで、さらに中で悪化して次に症状が出たときは、さらに治療回数も、費用も掛かり、もっと悪いことにそういう、重症化してからの治療は、耐久性もなく、数年で、壊れたり、二次病変ができてきたりします。

たとえば、大事な自分専用の、二度と買えないお茶碗食器です。
一度虫歯になったりして割れてしまえば、それは、きれいに元の型にもどすのに、接着剤で破片をくっつけて、そのお茶碗で毎日ご飯食べて、使い終わったら、洗って・・・・

何年間、修理したお茶碗が接着剤がとれないで使えますか?

数年持てばいい方ですよね?

虫歯が深くなって、痛みを感じてから、来院すれば、すでに、その歯の神経は助けることが難しいですから、神経とる治療をすれば、大きな修理だけだなく、やがて死んだ歯の組織は乾燥して割れてきます。
ますます、歯の寿命は短くなり、人生の後半の40年間も、奥歯が不自由な入れ歯や、ブリッジで過ごさなくてはなりません。

終わりよければ、すべて良しではないですが、高齢になっても、元気で病気でない身体を作るためには、今からの生活習慣と身体のメンテナンスが大切なんですよ。

その要、キーポイントがオーラルケアなんです。
美容院や、床屋に髪をきれいにしてもらいにいくのと同じです。ヘアケア、スキンケアを受けるように毎年、治療という、修理をつぎはぎ重ねるので無くて、チェックとメンテを受けて、オーラルケアで、修理の発生しない人生を生きましょうね。

40歳までの根面露出と根面脱灰の怖さ

20歳をすぎると、40歳までに歯周病の進行が本格化して、歯の間の歯槽骨の皮骨が溶け、歯槽骨の高さが低くなって来ます。

そうすると、歯肉の退縮によって、根面の露出が始まります。
根面が長くなっても、歯ブラシ習慣が変わらないと、根面の磨き残しが多くなります。

根面は70%の石灰化ですから、虫歯菌の酸でなくても、弱い酸でカルシウムが溶け出します。
エナメル質虫歯のPhクリティカルレベルが5,5phであるのに対して、根面歯質のphレベルは6,5phよりですでに溶け始めるのです。

このレベルでは、水道水や、少しの酸っぱい食品、水分補給が不足していたり、食後の歯の間のお手入れができていないとお口の中のPhとしてはすぐに6phになってしまうので、炭水化物を栄養源とする乳酸菌ラクトバチルスの弱い酸でも根表面は容易に溶け、虫歯になります。

40歳くらいからは、見えない長くなった隣接根面虫歯にならないような、隣接面ケア法とケアタイミングを身につけ、生活習慣を変えましょう。

歯周病の進行

幼児期や学童期の悪いケア習慣から始まる、歯肉炎。その炎症性起炎物質は多くは歯の間に挟まった炭水化物の食物繊維の腐敗による口腔内常在菌の増加に依ります。

歯肉炎を起こす起炎ケミカル物質を出すプラーク(歯垢)のバイオフィルムを除去して、二度と、バイオフィルム状に成長させないように、グッドタイミングでオーラルケアをしましょう。

隣接面ポケットのケアと食後のジャストケアが大事なポイントです。

歯肉炎の時点で、プラークを除去して、きれいな口腔内環境を維持すれば、炎症もコントロールされて、歯周炎に発展して根面露出になるのも予防できます。

プラークにしない、予防的プラークコントロールが本来のケアです。寝る前のケアでは、ばい菌が増えてプラーク・バイオフィルムができてしまいます。

歯周炎となって、ポケットが深くなり、ポケット内に歯石などできると、患者さん自身のブラッシングやフロッシングでのオーラルケアだけでは、治癒は難しくなり、歯医者さんでの積極的なクリーニング治療介入が必要となります。

患者さん自身で歯肉炎と歯周炎の鑑別は不可能ですし、お口の中で歯周炎は歯肉炎と混在し、気づかない歯の間で進行します。

それらは、サイレント病とも言われるように、症状がなく、自分では気づかないことがほとんどです。

定期的に歯科でクリーニングを受けていても、毎日の患者さん自身のオーラルケアのポイントが守られていなければ、歯周炎は治るどころか、進行して重症化します。

歯周炎は初期の軽いものであれば、浅い3,4 mmの歯肉ポケット内のプラーク歯石を機械的に研磨除去して治癒に向かいます。

しかし、重度の歯周炎になると麻酔して、歯肉を開き、明視しながら、根面から徹底的にプラーク歯石を取り除きます。

これは簡単なクリーニングとは違い、かなり深いポケットに行うので歯周外科オペとなり、歯肉は縫合もしますし、なくなった顎の骨を元に増やすために、
エムドゲインという骨化物質を使ったりします。

成功しても、30%くらいの患者さんでは、再発や、根面露出は治りません。

歯科で麻酔して歯肉縁下ポケット内クリーニングを受けても、毎日正しいオーラルケアで歯肉縁上のプラーク除去を行っていないと、4週間でポケット内の
細菌叢は元に戻っていき、歯周炎が始まり、再発し、重症化していきます。

エムドゲインゲル

エムドゲインの理論と臨床について


インプラントの感染歯周病

スウエーデンでは人工根インプラントが応用されて40年が経ちます。

術後の徹底的なプラークコントロールを行って来たにも関わらず、インプラント周囲の感染がここ10年くらいで報告され始めています。

インプラントにも、歯周病菌は付着して歯周炎と同じ状態になります。

現在感染したインプラントの治療法は残念ながらありません。

インプラント周囲はネジ状で機械的な研磨は難しく、骨とは結合しているので、奥歯の場合除去もむずかしくなります。

インプラントは自分の歯以上にメンテナンスとオーラルケアが大事です。

歯周病のメンテの重要性

AXELSSONは歯周専門的なメンテナンスの効果を30年に渡って報告しています。

定期的なメンテナンスを継
した場合、30年後でも、90%以上の歯はしっかり保存され、抜歯されずに防ぐことが証明されています。

予防が治療にまして大切なことが伺えます。

歯を抜く大きな原因の90%以上が虫歯歯周病によって、歯科医が行います。

しかし歯を失う2大要因はプラークコントロールにより予防が可能であるという科学的根拠がスウエーデンの社会で実証されたことを考えて、日本においても、予防を歯科治療の中心課題として臨床で、WFは行って行きます。

歯周病対策の新成分!
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