生涯を通じて健康な歯でいるために、
「予防歯科」をはじめましょう。
すでに欧米では、歯科医院で定期的に健診を受けることが習慣になり、日頃から歯科専門家と一緒に歯とお口の健康づくりを実践しています。
「予防歯科」の基本は、歯が生えはじめた時から歯の健康を考えることにあります。もちろん、出産前のお母さんの生活習慣や、体の状態、精神状態も大きく影響しますから、0歳児の胎児の時からも大切です。
歯並びの歪み・歯を失うこと・お口の病巣感染は
脳の機能に影響し、全身の健康を損なっていきます。
症状が発症するまで、気づかないことがほとんどですが、
歯を失うと生活の質(QOL)が下がります。そうならないためにも、正しい知識を身につけ、生涯を通じて歯をトラブルから守り、管理する「予防歯科」が重要なのです。
0歳の生まれる前から、お母さんの体の健康、栄養管理などから始まり、
幼児の食育、生活環境、お口の環境が大切なのです。
ここ日本でも平成24年に「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」が告示されるなど、ようやく「予防歯科」を重んじる機運が高まっています。一生、健康な歯とお口でいるために、「予防歯科」をはじめましょう。